梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

福祉としての住宅供給

2011-10-31 11:29:14 | 雑記
そろそろ年金が満額になる、夫婦とも随分永い事収めて来たが夫婦総額で20万程度だ、それでも良い方らしい、
しかし、此れで老後が暮らしていけるかと言うとかなり厳しいだろう、会社をやっていたので貯えは全くないから働かなければならないが此れから先何時まで働く場所があるかも解らない
衣食住と言うが「住」に掛かるのは夫婦で住む場所と光熱費を入れると10万近く掛かる、残りは衣と食である、「衣食足りて礼節を知る」と言う言葉が有るが此れではとても礼儀も節度も守りきる自信は無い、「衣食足る」とは言い難いだろう、問題は「住」に掛かり過ぎる点である、
偶々区営住宅の空き室募集が有ったので申し込んでいるがもしこれに当たれば家賃部分は3万強である、光熱費を入れても恐らく5万くらいで納まる、だとすれば何とか夫婦が暮らせる金額である
年金を上げるのが一番良いのだが原資が無い、現役世代の人数も少ないと言う訳だ、
年金支給額を上げるのが難しいなら優良な住宅を供給する事が出来ないだろうか、40平米程度の2DK乃至2LDKを4万以下で住めれば恐らく大半の受給者は暮らしが出来る、
公営住宅とは別枠で年金年齢になった者だけに限定し、所得制限はそのときの平均年収を参考に設定して置けばあくまで年金原資の範囲で出来るのではないだろうか、
一般的な住宅供給と言う方法には別の方法も考えられる、今少子化問題に保育園の不足が問題になっている、一方で老後の生活が安定出来ないと言う問題や医療費の高騰、孤独死の問題等がある
核家族化は殆ど昭和30年代後半から発生した現代病と言える、世界的にもあまり無い社会病理と言える、
仕事が都会集中と言う問題も有るが一番の原因は住宅の狭さである、高齢者住宅、単身者住宅、一般住宅も子供の増減で間取りが複数ある、これはかなりの無駄を生んでいる
家族の原点に戻って世代混合で暮らせる住宅を安く提供する事は少子化問題と老人問題両方を解決する手段になるだろう、現代に合わせて隣り合った2軒を1つにして玄関と食堂だけ別にする事で軋轢を減らす事が出来、子供に掛かる手間を祖父母がカバーしやがて老いて来れば子や孫が面倒を見る、ほんの50年も前には当たり前の事だった事を再度見直す必要がある、
その為の住居を国が供給する事で雇用も確保出来経済の活性化につながり子供の情緒教育にも大きな効果がある、子供手当て、年金増額を一緒にして住宅手当的な物に移行するのが望ましいのではないだろうか


最新の画像もっと見る

コメントを投稿