梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

夾竹桃と百日紅

2021-08-16 14:34:14 | 昭和の頃
夾竹桃は毒があるそうだ
そのせいか夾竹桃を植えておくと虫が寄ってこないそうだが真偽の程は解らない
乾いたところでも盛んに生い茂る、
一杯に繁った葉には粉が吹いているように見えるが埃かも知れない
葉に潜り込むように白い花が咲いているのが如何にも暑苦しい
繁殖力が強いのだろうか高速道路の廻りによく植えてある
しかし暑い土地の植物なんだろう、東京以北は大抵ピラカンサスである
昔は結構都内の庭木にも見たが最近はほとんど見なくなった
若い頃仕事で都内を廻っていたころこの木の陰に車を停めて昼寝をしたことがあった、
未だ営業車にはエアコンなどと言うものは無く窓を全開にして蝉の声を聴きながら汗をかきながら昼寝をする、
未だあの頃は駐車違反で注意をされるほどお巡りさんも廻っては来ないし人達もあまり気にしていなかった
夏の太陽は結構早く動く、位置を計算して止めておいても小一時間で日陰は移動してしまい目覚まし替わりなった、
最近通勤途上で見かけるのは百日紅、淡いピンクが多いが時々白いものもある



紫の百日紅もあるが余り都内では見ない、

天城峠を越え、ループ橋をすぎ坂を下りきる頃下田街道がある
細い道を右に辿り婆裟羅峠のトンネルを過ぎ、松崎の方に降りて行くと右側が開けてくる、
小さな沢を挟んで棚田が広がりその中に転々と家が有るがこの辺りには百日紅が多い
木自体もかなり大きく農家の屋根に迫る木勢いであり遠目にも中々見ごたえがある
この辺の百日紅は殆ど紫でピンクと白が彩の様に混ざっている
河津の筏場と言う所に行き付けの旅館が有って此処に泊まると婆裟羅から西伊豆に抜けてドライブをした
手元不如意の時期数年行けず、やっと抜けたので行ってみようと電話を入れたら閉まっていた、
仕事で居ずに行くと遠回りをして見に行くのだが無人になってずいぶん経つ様だ
時の経つのは早い、あれからもう20年も経つのか