梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

敢えて火中の栗を拾う、政治家の覚悟矜持は

2021-08-05 09:10:18 | 雑記
菅総理が「重症者以外は自宅療養の方針」を表明し医療界以外同じ党内からも批判が噴出しているそうだ、
感染症分科会の尾身会長には連絡もしないで政府内で決めたと言う、
相変わらず専門家の意見は全く聞かない、能力過信も程があるだろう、いや」能力以前門外漢である、
「政府の方針」だそうだがいまや方針なんかは何の意味もない、発言は二転三転右往左往のドタバタ劇だがそれが国民の財産生命を預かっている政府ではたまったものではない
二階幹事長が次の総裁選に関して「総裁に立候補する人間が二名以上いるから選挙になる、現在菅氏以外立候補者がいない、従って菅総理が適任だ、
菅政権には党内に一定の支持がある、有権者にも多くの支持者がいると確信している」と宣った、
“党内に一定の支持“が有るのではなく”現時点で政権を担う自信のある人物がいない“だけの事だと思う
劇的に現状を改善する事は基本的に難しい、恐らくこの危機を乗り越えるには今まで積み重ねて来た不祥事を全て認め改善する事が必要だ事は恐らく自民党議員でも理解しているだろう、
しかしそれを言い出すのは安倍政権が強引に推し進めた政治に反旗を翻らす可能性が多く、古老金庫番からの締め付けが恐ろしいのだろう、
自信が無いのにあえて火中の栗を拾いに行く様な政治家は居ない、政治をする為の政治家は殆ど居ない、政治家であるために政治をやっている、
当然国家国民の為ではない、政治家の為、政経官の為である、
これは与党だけではなく野党協力のドタバタを見ていても野党議員も恐らく同じだろう、日本は此れからどうなってしまうんだろうか?
しかし日本人は未だ未だしたたかだ、おとなしい羊の群れでもしぶとく生き抜くしかない、
「七人の侍」のラストで志村たかしが野武士との闘いが終えて田植えに興じる百姓をみて「本当に勝ったのは彼等だったのかもしれないな」と自嘲気味に話すシーンが有ったが我々も政治家のドタバタをどこか冷めた目で見ている、
それにしても忍従にも限界があるぞ、本当に