梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

戦没者慰霊の旅とサイボーグ009

2015-05-27 11:28:16 | 雑記

今朝NHKでミャンマーで戦死した遺族の放送をしていた、高齢になって今回が最後になりそうだと言う方が他の遺族の方と一緒に戦死した処を訪れると言う、現地の方が手を添えて付き添ってくれて遺族会が建てたと言う慰霊碑に手を合わせ、川に護符を流し、現地の寺で供養をして貰って居た、
しかし彼等にとって日本人とは一体何だったのだろう、白人が占拠していたとは言えやはり他国の軍隊である、勝手に来て国を踏み荒らし銃撃を繰り返してその結果死んでいった、それでも恨みを言うでもなくこうして手を添えてくれる、恐らく死んでいった兵隊たちは国の命令で徴用された一般人で有る事を知った上での対応なんだろう、しかし此れを持って「あの戦争は亜細亜の解放の為に行った」」と言うのは当たらない、結果としてその一面は有ったとしてもあの戦争を決定した軍部の動機は別にあった事は間違いない事実だから。
放送は「戦死者とその遺族、戦争の被害者は未だに終わって居ない」と言うスタンスで作られていたようだが、確かに戦没者は「第二次大戦の被害者」である事は間違いないが「戦場になった国々」はより多くの被害を蒙った事を忘れてはいけないのではないのだろうか、北方戦線、南方戦線と多くの犠牲者を出し、遺骨も特定出来る訳も無く国から呼び出されて死んだ人達と残された家族の苦しみを考えると又外国に行って武力を行使できると言う事は絶対に避けなければなるまい、行って戦う日本人も武力を持って来られる側の気持ちを斟酌すれば「日本の都合」で武力を持って入ってこられる国はたまった物ではあるまい、他国から侵略を受けて助けを求められてと言うならまだしも、それにしたとしても其処にはやはり国連が先ず介入すべき事で「日本が危険な状況になりそうだから」と自己判断が許される訳も無いだろう、国連機構の影響力を強くし且つ後進国も納得の行く判断を公平かつ迅速に行う様にすべきだろう、世界の警察は国連軍であるべきで強力な軍事力が有ると言う理由だけで一国が「我が国の正義が世界の正義」だと言うのではスペインの無敵艦隊時代と中身は全く変わって居ない、
「サイボーグ009」のイントロが世界警察と言う奴だった、その為に強力な兵力で有るサイボーグ達が各人種で構成されているのが面白かった、まあ漫画ではあるが理想的な話だな