梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

子守唄の思い出

2014-06-19 11:06:59 | 雑記

何かの拍子にふと浮かんだフレーズが頭から離れない事が有る、大抵昔の歌詞の事が多い、

数日前からずっと繰り返されているのは「ゆりかごの歌をカナリヤが歌うよ、ねんねこねんねこねんねこよ」と言う奴だが此の歌詞に落ち着くまで妙な言葉で繰り返していた、(もっともこの歌詞も本当に正しいか若干不安ではある)

最初は「ゆりかごの歌を野ネズミが・・・」だったがなんか変だ、野ネズミ??ネズミの訳が無いだろう、きっと木鼠の間違いだろう、木鼠なら栗鼠だからな、と勝手に納得していた、しかし何か未だおかしい、仕事中だったり歩いていたりするとふとまた浮かぶ、流れの淀みに浮いた木の葉みたいに同じところをくるくると回ったり、消えたと思ったらまた浮かんできたりする、一時はこれで納得したのだが今朝電車から降りて事務所に向かう途中に(あれはカナリアだった)と思いだした、なんとなく子供の頃音楽の教科書にゆりかごと鳥かごの画が書いてあった様な記憶が有る、そのまま「ゆりかごの歌」ったのかそれとも何とかの子守唄だったのか思い出せない、

私は子守唄と言うのが聴くのも歌うのも好きである、母親が生まれたばかりの子供に歌って聞かせる為のせいか本当に優しいメロディーである、

学校でならったのは外国の物だった気がする、モーツアルト、シューベルト、ブラームスだったか?歌詞はあまり覚えていないがやはりメロディーは優しい曲だ、

日本の子守唄は学校でと言うより親が口ずさんで居たのを覚えた様な気がする、お袋が良く歌っていたのは「ねんねんころりよ、」だったが五木の子守唄も良く歌っていた、これは私が物心付いてから歌っていたので本来の子守唄の用途で歌っていたのではなくお袋がすきだったのだろう、大人になる段階で覚えた子守唄は中国地方の子守唄と竹田の子守唄だが日本の子守唄は妙に哀愁が有る、これは五木の子守唄の歌詞を聴けばなんとなく解る、

貧しい農家の女の子は口減らしの為に仕事として他人の子守りをする事が多かったのだろう、五木の子守唄は家から離れて子守り奉公に出ている子供の歌だ、子供をあやすのに我が身の苦労を込めて歌ったのか、悲しい歌詞である、

この歌をヘレンメリルが歌っていたのを見つけた、ニューヨークの溜息と言われた歌手の歌は説明に有る様に歌詞の意味を理解して歌っていたのだろう、子守唄と言うよりバラードになっていた、最近と言っても既に2~30年位前になるがグラシェラスサーナが歌っているのを見つけたが彼女の歌も素晴らしかった、先日TVで見たが流石に歳を取った、

彼女が日本の曲をカバーしているのだが申し訳ないが彼女の歌の方がオリジナルより数段素晴らしいと思うのは私だけだろうか