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梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

そうあっさりと

2012-08-12 15:42:30 | 雑記
家を出る時かなり怪しい空模様だったが案の定11時頃から降出した、がそれも1時間弱で上がり夏空が戻って来た、
先日久しぶりに仕事が入ったのと家では女房と体感温度が違うので昨日も今日も会社に来ている、
9月には事務所をたたんでしまおうかと考えていたらちょっと纏まった仕事が入って来た、しかし人を使って儲けが出る程の仕事でも無いので自分でやってゆくのだがそれだと広い事務所は勿体ない、6畳程度で古い部屋を借りてそこでこつこつと続けてゆこうかと考えている。
此処数ヶ月は全くと言って良いほど仕事は無く改めて仕事を探して見たが64歳にもなると殆ど無い、
昔良く遊んだ連中はどうしているのだろう?殆ど10年近く音信普通になっているのだが中々連絡する気が起きない、なんと言う理由が有る訳でもないが気が重い、
段々生活は夫婦だけの範囲になってしまう、子供達も何か無ければ連絡も無いし当然くる事も無い、
先日姪と会う事が有って娘と会いたいから一緒に飲まないかと言う話が持ち上がった、この歳になると親戚や古い友人と会うのは大体不祝儀事だ、夫婦とも末っ子でその子供が既に40代なのだから孫が大きくならない限りお祝い事は中々無くなった、
今回も障害を持って産まれて来た姪の娘が5歳の誕生日を過ぎて亡くなった事で暫くぶりに会ったのだった、
姪の父親は女房の五つ上の兄で去年七回忌を済ませた、上の姉も今年の3月に亡くなり妻の親兄弟は全て居なくなってしまった、
立て続けに(と言っても7年がかりだが)兄弟を亡くした女房は「絶対に私より先に死なないで」と言い続けて居た、
確かに女房の性格では1人になった時のショックに耐え切れないような気もする、そう上手くは行くまいが「解った、何とか1日でもお前より長生きをしよう」と話していたのだったが、
娘と姪が飲みながらの話が女房の老後の話になった、「お母さんは物凄く我が儘で気が強いから絶対に面倒を見るのは嫌だからね、幾ら金が掛かっても施設に入って貰う、その分の金はちゃんと残しておきなさいよ!」と言う話になった、
姪の方も「私も母が呆けてきたら施設に放り込む」と盛り上がって居たので「お母さんの面倒は俺が見るから大丈夫だよ」と言ったら娘と姪があっさりと「お父さんはとっくに先に死んでるから」と言われてしまった、まだまだ元気なんだが娘達にすると父親は母親より先に死んでいるのが普通らしい
しかし、当人の前で呆けたら施設に入れるとか、先に死んでるからとか平気で言えるというのもいい親子なのかも知れない、真剣に怒るような現実感のある夫婦だったらこんな話は洒落にならないだろうからな、
後何年働くか解らないがそろそろ半分は気ままな旅でもしたいものだ、しかし考えたら未だ墓が無いが、どうしたもんだろう?