福田の雑記帖

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老医のつぶやき2020(1) 最近、辞書で調べたカタカナ語(2)

2020年01月30日 18時42分05秒 | コラム、エッセイ
 今、日本人の言語表現が「カタカナ化」される傾向が大い。私はとても残念なことだ、と思っている。

 カタカナ語を好んで用いる方々は、かっこいい表現と考えているのではないか、と思う。これにメディアが、各界の専門家が、識者と言われる人たちが、無批判に便乗利用している。

 最近のカタカナの氾濫は、異常でないか?
 日本語に興味を持ち、できるだけ標準的な日本語を使いたいと思っている立場からは残念なことである。高齢者いじめにも当たるのでないか?

 美しく、機能的な日本語を大切に守りたい、と思う。

 年末から本日にかけて新聞を読みながら、
■意味が取れなかった単語 
■日本語表記できるのに無駄に置き換えられている単語、
■何でここでカタカナ語が使われなくてはならないのか?と疑問に思った単語を集めてみた。

 前回も挙げたが、その後以下の単語を抽出した。
 一つ一つの意味は省略する。
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○サブスクリプション
○スピンオフ
○メンター
○ヘヴィメタル
○ヒップポップ
○ジリエント
○インフラ
○ワンオペ
○オープンイノベーション
○ゼロベース
○ロスジェネ
○レガシー
○スノビズム
○シームレスダウン
○ギグワーカー
○ピアポーター
○リーディングスキルテスト
○レバレッジ
○リゾート
○リカレント
○プラットフォーマー
○ダイナミックプライシング
○ヘアドネーション
○パラフィリア
○マミートラック
○アーキビスト
○ワーケーション
○ヘルマフロディトス
○プラットフォーマー
○クライムノベル
○カタルシス
○レイハラ
○ディープフェイク
○シャローフェイク
○スカイランニング
○ハビタブル
○ユマニテュード
○パノプティコン
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それに対して日本語は一目瞭然、難しくても意味が取れる。だから味わい深い。
四文字熟語をざっと挙げてみた。

○心機一転  ○悠々自適  ○泰然自若  ○一期一会  ○ 前途洋々  ○七転八起  ○不言実行  ○不撓不屈  ○一念発起  ○油断大敵  などなど


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