時間の経過は実に早い。本年も晦日を迎えた。
私は、先に勤務していた法人の嘱託医として、また、家内が傭われ院長している飯川病院の補助医、作業員として診療や花々の世話を細々と続けている。
今年も、家族とネコ、自分との対話を中心に、準引きこもり状態で過ごした。
ずいぶん本を読んだ。野菜を作った。ダリアを育てた。
終活として庭の樹木類を伐採した。6月にケヤキ、11月に柿を伐採した。いずれも大きくなりすぎ隣家に色々影響を与え始めたからである。次いでに手がかかる灌木類も伐採した。庭がすっきりした。
毎日の新聞、読書、文献整理その他などを通じていろいろ情報を仕入れ勉強し、データとしても蓄積した。無知であった自分を恥じながら、新しい史実、事実を学んで日々一人で感激している。
家族たちの健康面を見てみると、病身の家内は大きなトラブルなくほぼ健康的に過ごしている。最高である。3人の子供たちも元気、5人の孫たちも何れも個性豊かにすくすくと育っている。年長の孫はでっかくなってジジイの背を超えそうだ。
賄いの石井さんも弱ってきたがなんとか頑張っている
賄いの石井さんも弱ってきたがなんとか頑張っている
この秋には、私に健康上のトラブルがあった。
大腸憩室からの大量出血で入院治療をした。出血した当初は頻回大量であり「ついに来るべき時が来たか・・・」と覚悟したが状況を観察している間に出血の程度は減少傾向にあり、消化器科的精密検査、止血術を受け1週間経過観察で入院し回復した。
おりしも入院翌日は秋田市外旭川地区の民生児童委員協議会での講演が予定されていて、私も人生最後の講演として準備万端であったが、キャンセルせざるをえなかった。私の講演歴は100回以上に及ぶがキャンセルは初めてのことであり、関係者の方々には多大な迷惑をかけてしまった。
12月には2本目の抜歯をした。
最近、体力・気力の衰えが顕著である。バランス感覚の衰えか筋力低下か、ふらつく。
まだまだ読書欲は衰えていない。この一年間に新しく購入した書籍だけでも100冊を超えている。全部解体しデータ化しiPadで読む。よく読んだものである。
家内が院長している医療法人飯川病院は今年度末で閉院する。私自身はそろそろ引退を希望するが、家内はまだ働く意欲があるようだ。家内が働いている間は補完的に、補助的に手伝わなければなるまい。引退するなら同時だろう。
我が家のネコたちはとても元気、毎日話題を提供してくれている。横浜で拾われた17歳の老ネコの「ユー」もなんとか頑張っている。
私がこうして無事年末を迎え得たのは、やはり多くの方々のお陰である。
私が最近よく口にする標語は「寛容」、「忍耐」、「感謝」であるが、この一年、まだ一日あるがいつもより深い「感謝」の気持ちを込めて締めたい。
私が最近よく口にする標語は「寛容」、「忍耐」、「感謝」であるが、この一年、まだ一日あるがいつもより深い「感謝」の気持ちを込めて締めたい。
ありがとうございました。
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