福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

iPad mini、2012年製、自壊す 

2020年11月23日 12時09分27秒 | コラム、エッセイ
 一昨日、11/21(土)6;00ころiPad miniで小説、随想などを読み、傍の小机において一休みして数分経った頃、何の前触れもなくiPad miniから一瞬「バン」と大きな音がして部品の一部が吹き飛んだ。
 見るとホームボタンスイッチが吹き飛んでなくなっており、その周辺からガラス面に放射状に数10条の亀裂が入っていた。ホームボタンは数m先の床の上に落ちていた。ガラス面にこれだけの亀裂が入ったことはかなりの力が加わったのだろうと推定できた。
 

 ホームボタンの場所の奥には小さなスイッチが見える。爪楊枝の先端で恐る恐る押してみたところ、起動した。機能的には問題なさそう。しかしながら、表面のガラス面からは細かなガラス片がパラパラとこぼれてきた。落ちるようなガラス片は私が爪楊枝で摘除した。
 

 よく、スマホ、ノートパソコンの電池が劣化して膨化し、機能障害が生じたり、最悪の場合には発火や破裂を起こしたというニュースがあった。私のiPhone5が、また、ノートパソコンのMacBookのうち2台が晩年には電池が膨化した。いづれも機能的に古くなり引退を考えていた矢先で、これを機会に新型に買い替えた。

 今回のiPad miniの自壊はこれとは全く異なる自壊である。過去の電池問題のように徐々に何かが進行してきたわけではなく、熱を持ったわけでなし、突然この状態になった。私のiPad miniは自壊するまで機能的にも、形の上でも何も変化はなかった。

 早速、翌日Appleのサポートに電話して、写真を含め、ことの状況を詳細に報告した。担当した係の方の言うことには類似の事故は今までになかった、との事である。

 自壊後も機能的に問題なかったことは電池関係のトラブルではなさそうである。しかもホームボタン周辺だけに傷が生じ、ガラス面の破損が発生したに過ぎない。この破壊のエネルギーは何だったのだろうか。ホームボタン周辺に強力なバネがあるわけではない。だから、私の範囲では原因が不明である。

 いつもなら自分で分解して原因の把握を試みるのであるが、不完全ながらまだiPad miniとしての機能は残っているので分解するわけにはいかない。
 さらに状況が進行するまで用い続けることとする。

 iPad miniは私が持つiPad pro、iPad の中で最も使用頻度が高い。
 自壊したiPad miniはガラス面が破損した状態で使うのは目にガラス片が入る可能性があり危険である。早速新規にiPad miniを購入した。都合iPadとしては5台、いや、4.5台となる。

 自壊したiPad miniは2012年製の初期型である。書籍を読むには十分であったが、他の機能は限界を迎えていた。でも、処分するには惜しい。ホームボタンは接着剤などで、ガラス面は透明なテープで補強し、かつ木製のケースを大きめに作り、直接外力がiPad miniに及ばないように工夫し、書籍リーダーとして継続的に用いていくこととした。
 
 (斜めから光をあてるとガラス面の亀裂が美しい)

 今回の自壊で、結果的にiPad関連としては便利になったのが歯がゆい。
コメント
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