銅版画制作の日々

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ドリーム・ホーム(2010)◆DREAM HOME

2011-08-02 | 映画:ミニシアター

 彼女が本当に欲しかったもの、それは――。

京都みなみ会館にて鑑賞。

香港ヴァイオレンス・スリラー!ということで興味深々だった本作。ようやく鑑賞して来ましたが・・・・。

確かに残虐です!えげつないです!でも、痛いなあというだけでそれ以外何も感じないですね。そもそも主人公がここまでやってしまう動機が今一つ理解できず。

家を買いたいという強い思いは分かるんだけど、こういう行為に仕向ける過程に無理があるように思いました。やはりここまで手をかけるだけの決定的な理由が欲しい。


冷酷な殺人鬼に豹変する主人公OLチェンにはジョシ―・ホ―
ジョニ―・トーのエグザイル/絆や殺人犯でもお馴染の女優さん。今後、マット・デイモンやミッキー・ロークとも共演するらしいという話。

あらすじ(goo映画より)

2007年10月30日、香港。ビクトリア・ハーバーの湾岸エリアに聳え立つ超高級マンション“ビクトリアNo.1”。ある晩、管理人室に忍び込んだ何者かによって居眠り中の警備員が殺害される。犯人は銀行のOLチェン(ジョシー・ホー)だった。同僚とともに銀行の顧客リストを他社に売りさばき、夜は中古ブランドショップで働くチェン。心の拠り所は、恋人シウトウ(イーソン・チャン)だけだが、彼は妻子持ちであり、2人の関係には未来はない。そんな彼女が抱く夢は、“ビクトリアNo.1”の部屋を手に入れることだった。それから遡ること8年の1991年。チェンが両親や弟と一緒に暮らす下町のアパート周辺では地上げ屋も絡んだ都市開発が行われ、見慣れた風景は失われつつあった。毎日のように海を眺める元船乗りの祖父と、“勉強を頑張って広い家を買え”と言う建設作業員の父。そんな2人の姿を見るうちに、チェンは聖母マリアに“海が見える家に住めるように”と祈り始めていた。そして1999年。大学生になっていたチェンは、家計を支えるために退学し、就職することを決意。だが、地価の上昇は止まることを知らない。2004年。母の死に続いて、父が肺に病を患うことになる。治療には手術が必要だったが、その費用は12万ドル以上。これまで貯めてきた住宅資金には手をつけたくない。もはや、湾岸エリアの家は彼女にとって夢であり、命のような存在になっていた。そして、ついに見つけた“ビクトリアNo.1”の物件。だがその価格は520万ドルから650万ドルへと跳ね上がっていた。月1万8000ドルの返済で、30年ローン。ついにチェンは病床の父を殺害し、保険金を得る計画を立てる。そして2007年10月30日。再び“夢の家”を訪れたチェンの手によって、血の惨劇が始まろうとしていた……。

確かに酷い女です!


いきなりマンションの警備員を無惨にも・・・・。高級マンションに関係する奴はやってしまえ!ってところでしょうか?動機があるにしても、無差別殺人に近いじゃないの!

 
ナイロン袋を被せられ窒息死に・・・・。妊婦の若妻も彼女の手に。

帰宅した妊婦の旦那も、、、、。

そして次に向かった場所は、若者たちが女性と○○したり、、、、ヤバそうです。まあそんなことは関係なく彼女はここにも侵入して、バッサバッサと・・・・。

 一人の若者は内臓をえぐられる。臓物が床に、、、。

痛いそうとか恐ろしいとかいう気持ちはあるけど、一体チェンはどこまでやれば気が済むのか?と思う。確かに彼女の家庭環境や恋愛状況も満足するようなものではないにしろ、、、、。不満がここまで吹き出すくらいの怨念のようなものがあるとは信じられないんですがね。

 

  
このシーン、笑っちゃいけないけど、、、。グサッグサッとところ構わず。結局この女性の目でしたか?グサッと木の板は刺さる。

それでも生きていたこの女性、チェンに立ち向かうところは何とも奇妙でした。

金持ちへの怒り、不満はもちろんですが、実はこのタイトルの「ドリーム・ホーム」というところに彼女の切なる思いが詰まっているわけで、この高級マンションを手に入れたいばかりに、このような大量殺人を意図的に起こしたことがわかります。しかしそれだけでこんな凄まじいことを考えるとは凄いですね。

マンションの価格が下がれば購入しやすくなるという考えって、驚きですよね。そんなにしてまで手に入れたいってちょっと異常な気もします。この異常な殺人とマイホームへの執着が結びつくというのがどうも納得いかなかったんです。

メディア 映画
上映時間 96分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(ユナイテッド エンタテインメント)
初公開年月 2011/05/28
ジャンル ホラー
映倫 R18+

 解説(goo映画より)

香港期待の新星「イザベラ」のパン・ホーチョン監督が贈るホラー映画。ビクトリア・ハーバーの高級マンションで殺人を繰り返すOLの姿を通して、地価高騰に翻弄される香港社会を風刺する。全編の2/3を占める過激なバイオレンスシーンが世界中の映画祭で話題になった。出演は「エグザイル/絆」のジョシー・ホー。

オフィシャル・サイト
http://www.dreamhome-movie.com/

 

 

 

 

 

 

Comments (6)
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気がつけば、8月・・・・(汗)。観たい映画に気になる作品色々

2011-08-01 | 映画全般

今晩は☆彡

気がつけば、もう8月に、、、、。7月後半から体調崩し、記事もアップ出来ず。一度回復したのですが、その後また新たな試練が(涙)

何処で感染したのか?小さな子どもさんがこの時期に遭遇するという病気を貰ってしまいました。免疫がないと大人も貰うという、

その病名は手足口病で~す。その名のとおり手や足、口に水疱瘡のような出来物が出来るというもので、私の場合は口の中に口内炎がぎっしり

痛みで食事を取ることも出来ず、、、、。体重減少状態でした。一応峠は越えたのですが、まだ食べられる物も限られるような感じです。

体は元気なんですが・・・。どこが悪くてもいけませんね。

観残した作品。観れず終わってしまった作品もいくつかありますが。仕方ないです。また機会があればDVDでと思うしかありません。

さて気を取り直したところで、、、、。京都にて8月公開予定の私個人的に気になる、観たい!作品を紹介して行きたいと思います。

シネコン上映作品

8月5日公開

モールス LET ME IN

ご存じ「私のエリ 200歳の少女」のハリウッドリメイク版です。「キックアス」のヒットガールを演じたクロエちゃんが登場です。随分前から気になっていた作品。さてリメイク版はオリジナル版を超えられるのか??

8月12日公開

ツリ―・オブ・ライフ

『シン・レッド・ライン』のテレンス・マリック監督が、ブラッド・ピットとショーン・ペンというハリウッドの2大スターを迎えた壮大な家族物語。
カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞。う~ん好みが分かれるということなので、私にはどうか??

8月13日公開

メカニック

ジェイソン・ステイサム主演のスーパー・ハード・アクション!

モンスターズ 地球外生命体

総製作費がたった130万円と言われる低予算作品。モンスター危険地帯から逃避する男女2人の旅を描いた新感覚の怪獣映画らしい。

8月20日公開

シャンハイ 

『ザ・ライト -エクソシストの真実-』のミカエル・ハフストロームが監督し、1941年の上海を舞台に描くアメリカ・中国合作のサスペンス大作。 』『2012』のジョン・キューザック、『SAYURI』コン・リー、香港の名優チョウ・ユンファ、渡辺謙や菊地凛子らが豪華共演。激動の時代を生きた人々の愛と宿命のドラマが感動を呼ぶ。
キャストは豪華ですが、、、、。どうでしょうね。

8月27日公開

ハンナ

『つぐない』で第80回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン主演のバイオレンス・アクション・ムービー。監督は、シアーシャと再びタッグを組んだ『つぐない』のジョー・ライト。脇を固めるのはケイト・ブランシェットにエリック・バナ。

ハウスメイド

従順だったメイドの恐ろしい復讐が始まる。韓国映画ですよ!!期待できそうな。

ミニシアター上映作品

8月6日~19日

アンチクライスト

ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール の話題作がいよいよ京都に!

8月6日~

バビロンの陽光

8月8日~

ムカデ人間

つ・な・げ・て・み・た・い オランダからやってきた、エコロジースリラー。かなり評判良さそう。

8月20日~

エッセンシャル ・キリング

「アンナと過ごした4日間」のイエジー・スコリモフスキー最新作。主演は「バッファロー‘66」のヴィンセント・ギャロ

イグジット・スル―・ザ・ギフト・ショップ

世界で最も有名。けれど誰もその素顔を知らないグラフィティ・アーティスト、BANKSY初監督作品!

水曜日のエミリア

ナタリー・ポートマン主演・製作の心温まる人生の物語。

8月27日~

メタル・ヘッド

ナタリー・ポートマン&ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演作品。ジョゼフ君、ロン毛で登場!

8月27日~9月2日

レイキャヴィック・ホエール・ウォッチング・マサカ―

裕木奈江さん出演作品、アイスランド初ホラー作品!!

 以上合わせて15作品。あげてみたものの、これだけ観るのは難しそうです。とりあえずゆっくりいきます。無理せずに・・・。

あら忘れていた!

もう1作品ありました

8月27日~

未来を生きる君たちへ

「悲しみが乾くまで」のスサンネ・ビア監督が、暴力や憎しみに満ちた世界の中で、希望を見出していく人々の姿を描いた第83回アカデミー賞外国語映画賞受賞作。

+1で16作品でした。また増えてしまったひえ~

 

 

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