銅版画制作の日々

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新宿インシデント★THE SHINJUKU INCIDENT

2009-05-22 | 映画:シネコン


ジャッキー・チェン、“アクション封印宣言”した第一作目?
原題:新宿事件

知りませんでした(汗)アクションを封印したとは・・・・。彼の作品はあまり鑑賞していません。唯一鑑賞したのは「ラッシュアワー3」だったかな。確か真田広之と共演していた作品だったと思います。R-15指定だということで、かなり過激なのか?ちょっとヤバい??最近観た「チェイサー」がかなり凄かったので、そこまでいくような危ないものかとドキドキものでしたが・・・・・。思ったほどではありませんでした。こんなこと言っちゃいけないけど、「チェイサー」は本当に凄い作品だったと改めて思います。内容からするとあまりお薦めではないけど、良くも悪くもいい作品だと評価しています。
でも「チェイサー」は比較するのはおかしいかもしれませんね。

かなり脱線してしまい・・・・。ごめんなさい。さてアクションを封印したジャッキーが挑んだ「新宿インシデント」のお話しに戻ります。
製作は香港と日本の合作。そして3分の1が神戸でのロケらしいです。日本の俳優さんも多く参加していましたね。 峰岸徹さんも出演。(故人となられてしまいましたが)最後の作品のようですね。

監督の爾冬陞(イー・トンシン)が、自身のおよそ10年間にも及ぶ構想を映画化した作品。アクション俳優としてのイメージが強いジャッキー・チェンが「アクション封印宣言」をした事で、公開前から大きな話題を集めた。2007年秋頃には、舞台となる宿歌舞伎町でロケを敢行(しかし全編の1/3は神戸の繁華街でロケされている)。竹中直人加藤雅也日本人キャストも撮影に参加し、香港映画としては破格のスケールとなっている。(ウィキぺディアより抜粋)

封印しているせいか?かなり演技を重点に置いたジャッキー。アクション俳優を抑えてやるのは少ししんどいようにも思えますが。いざとなると、本人の持つパワーやキレの良さが見えるところも。抑えるのも大変なんじゃないでしょうか。

また10年間にも及ぶ構想ということですが、何か今ひとつしっくりしないような感じがします。何か日本のYAKUZA映画に通じるようなシュチェーションが漂っているように思えるんです。YAKUZA映画が悪いというわけではないのですが・・・・。要するに、全体に薄っぺらいような気がしました。

時代設定は、1990年代の初めだそうですが、もう少し前の時代の雰囲気のようにも思えます。日本映画と香港映画の融合は何かアンバランスな気もします。難しいですね。どうも違和感を感じました。

物語

中国東北部の寒村でトラック整備士として働いていた鉄頭。実直な彼にはシュシュという幼馴染みの恋人がいたが、彼女は10年以上前に叔母を頼って日本へ留学し、その叔母が亡くなった後、音信不通になってしまった。そこで、鉄頭はシュシュを探し出すため日本へ向かい、密航船での上陸を果たす。そして、さしあたり新宿の歌舞伎町へ辿り着いたのち、同郷の阿傑ら密入国者がアジトにしている大久保のアパートで暮らし始めるのだった。こうして、仕事を転々としながらシュシュ捜索の手掛かりを探る鉄頭。そんなある日、警察の手入れで周囲が騒然とする中、刑事の北野と運命的に出会う。また、ついにシュシュを発見する鉄頭。しかし喜びも束の間、彼女は新宿を取り仕切るヤクザ三和会の幹部・江口の女房となっていたのだった。やがて、絶望感に打ちひしがれた鉄頭は、ある決心を固めるのだが…。(allcinemaより抜粋)


竹中直人はジャッキー演じる鉄頭と運命的な出会いをする刑事北野役。

 
三和会幹部 江口役に加藤雅也、奈良の出身でモデルでも活躍していた俳優さん。
かっこいい方ですが、何か関西弁が似合わないな。(関西出身なのに)

その他のキャスト

阿杰(ジエ)役 呉彦祖(ダニエル・ウー)

秀秀(シューシュー) 徐静蕾(シュー・ジンレイ)

麗麗(リリー) 范冰冰(ファン・ビンビン)

老鬼 ラム・シュー エグザイル/絆 ではブレイズの相棒ファットを演じていた。

渡川 倉田保昭  日本のアクション俳優の草分的な方です。久しぶりに見ました。

大田原 長門裕之

中島(写真では、加藤雅也の左の方) 澤田拳也


ネタばれですが。最後は悲劇のヒーロー

 

作品が裏社会の人間模様を描いた内容であり、劇中に殺人など多くの暴力シーンが盛り込まれているためか、香港を除いて中国国内での上映は2009年2月現在予定されていない。日本公開に際しては映倫レイティング対象となり、ジャッキーの主演作品では史上初のR-15指定となった。(ウィキぺデイアより抜粋)

中国では上映するのが結構厳しいようですね。驚きました。中国は、日本以上に格差社会ですね。街から外れたところでの人々の生活は厳しいようです。日本へ職を求めて、今もやって来る人は多いようです。

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2009/05/01
ジャンル アクション/サスペンス
映倫 R-15
 

オフィシャル・サイト
http://www.s-incident.com/

 

 

 


 

Comments (3)
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