銅版画制作の日々

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いとしい人♪THEN SHE FOUND ME(2007)

2009-05-02 | 映画:ミニシアター

 私にとってのしあわせのかたち

私の「しあわせ」って、一体何?

4月29日の祝日、京都シネマにて鑑賞。30日で上映終了ということで、慌てて観に行きました。
主演はヘレン・ハント、彼女はオスカー女優だったんですね。まったく何も知りませんでした。今回初の監督・脚本・製作の3つの役に、そして女優も務めるということで、いやいや凄いパワフルな方ですよね。そういえば2006年の「ボビー」にも出演していた?あの映画は試写会で観たんですが・・・・?記憶にない。


おぉ~監督らしいお姿。

構想10年を経て、本作を映画化。等身大のヒロインを演じる。役の上では39歳の女性ですが、実際は今年で46歳の彼女。ちょっと見たところをもう少し年齢がいっているようにも見えるな。あまり女優らしい人ではない。ごく普通ぽい感じがする。そういう意味ではこういう役どころにぴったりかもしれない。

さて物語ですが、こんな女性はどこにでもいそうな人。


せっかく式まで挙げて、ハッピーだったのに・・・・。

主人公はエイプリル・エプナーは、39歳の小学校の教師、年下の同僚、ベンと結婚して10ケ月。出産適齢期ギリギリの彼女は早く赤ちゃんが欲しくてたまらない。ところが大人になりきれないベンは、この結婚が間違いだったと・・・・。突然エイプリルに別れを告げて去っていくしかも学校も辞めてしまい、そのうえエイプリルは、彼のクラスの生徒の面倒までみるはめに・・・・。これ以上の不幸はないと思っていた矢先、赤ちゃんの頃から自分を育ててくれた養母も亡くなってしまう

そんな彼女の前に突然、実母と名乗る女性、バーニスが現れるおしゃべりでハイテンションなバーニスは、地元のテレビ局でトークショー番組を持つ人気タレント。地道に生きてきたエイプリルとはまったく正反対のタイプ。


エイプリルの父親は、ステーブ・マックイーン?彼女曰く“一夜の出来ごと”でエイプリルを授かったと言い出す。それって本当????うっそ~~!みたいな話の驚く。
バーニス役のベット・ミドラー、インパクトあり

プライベートは波乱続き仕事のプロだから、一生懸命こなすエイプリル。

新たな出逢い?

それは生徒の父親で妻に去られた作家のフランク。親しくなるエイプリル、お互いの悩みを打ち明けたりするうちに、意気投合彼女はフランクに心を開き、バーニスやベンの事についても相談するのだった。

果たしてバーニスは本当の母親なのか?

◎テレビ局に訪れ、DNA鑑定に必要な髪の毛を手に入れる。
○父親がステーブ・マックイーンなのか、エイプリルの誕生日を調べて確かめる。

※フランクが調べた結果、ステーブ・マックイーンは父親ではないことが可能性なし。


それを受けて、エイプリルはバーニスに抗議の電話をかけるも、DNA鑑定の結果、バーニスが本当の母親であることが判明する。なら、本当の父親は一体誰?

バーニスによると、父親はウクライナ人だというも、嘘をつかれたことに、エイプリルは怒る。
バーニスは何とかエイプリルと知りあうチャンスが欲しいところ。

彼女の切なる願いを受け入れ、バーニスのチャリティパーティへ・・・・。

その夜、エイプリルはフランクの家に泊まる。ところが娘ルビーが急病。エイプリルはフランク一家に付き添って病院へ。何かいい雰囲気、フランクの子供たちも彼女の存在をすんなり受け入れてくれる。


こうして関係がうまくいくかに見えた矢先・・・・。

エイプリルはベンの子供を妊娠していることが分かる!フランクの愛を感じ始めていただけに産むか?産まないか?と迷うが・・・・。ここで産まないと後悔する?大事な妊娠、歳をとりすぎているからこそ産もうと決意する。

ベンの元を訪れ、病院の検診に付き添ってほしいと告げる。一方でフランクには正直な思いを告げる。彼といると、素直な自分になれること。フランクのそばにいたいと思う気持ちを話す。
一時は混乱するフランクだが・・・潔くエイプリルを祝福!一緒に暮らすことを決め、検診について行く。


検診にやって来たエイプリルに2人の男が一緒に・・・・妙な3人の関係。

検診で子供の動きを見て喜びをかみしめる。

ところが・・・・幸せをかみしめるエイプリルは、フランクを愛しながらも、勢いでベンと寝てしまう

自責の念に駆られ、バーニスを頼ってテレビ局に行くが。そこで観たものは、スタッフに見せられた録画テープ。バーニスが養子に出した子供(エイプリル)のことを語ったものだった。

そして彼女は番組内で衝撃の告白。子供と過ごした1年は人生で最悪の年だったと語っているのだ。

悪いことは続く。エイプリルの車の中で、ベンの帽子を見つけたフランクは浮気を察した。彼は激怒
結局エイプリルはフランクにフラれ、妊娠10週目の検診に弟とベンを連れていくことに。だが、子供の心音は聞こえず・・・・。流産してしまったのだ。

バーニスはエイプリルに許してもらおうと、毎週金曜日にエイプリルの家の外にいた。


バーニスは謝るが。

エイプリルの心の整理はつかない。そんな彼女に、弟は何か買ってもらって気を晴らせばいいとアドバイス。

果たして、エイプリルがバーニスに望んだものとは?

そして、フランクの心をもう一度、向かせることが出来るのか?

 

キャスト 

 エイプリル・エプナー(ヘレン・ハント

 

バーニス・グレヴズ(ベット・ミドラー
何と今年で64歳だそうです。いやあ~そんなにお年だとは知りませんでした。
歌手ベット・ミドラーの印象が強いですね。でも何か面白いおばちゃんです。

 

フランク・ハート(コリン・ファース
マンマミーアでお馴染!

 

 ベン(マシュー・ブロデリック
あぁ~この声、この顔見覚えあるなと思いきや、「プロデューサーズ」の方でした。
それから主人公を演じたヘレン・ハントとも交際していたことがあるそうです。
現在はサラ・ジェシカ・パーカーと結婚して一児のパパらしい。

 

エイプリルが望んだものは、大変難しいものでした。ヒントはエイプリル自身に関連しているのですが・・・・。そんな簡単には行かないと思いましたが。

39歳、もう出産するには身も心も何かしんどそうな感じがしました。切なる気持ちが、ヒシヒシと伝わってきます。そんな彼女に色々災難が降りかかる。気持ちひとつでずいぶん人生も変わるのになあなんて思いましたが。やっぱり結婚した限りはひとりくらい子供が欲しいよね。

原作:エリノア・リプマン

『見つかっちゃった』(早川書房刊)

メディア 映画
上映時間 100分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(アルバトロス・フィルム)
初公開年月 2009/03/28
ジャンル ロマンス

 

オフィシャル・サイト
http://itoshii-movie.com/

 

 

 

Comment (1)
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