銅版画制作の日々

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SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ!

2007-10-10 | 映画:シネコン

 2007年 これがスキヤキ・ウェスタン

 

9月21日、MOVX京都にて鑑賞。あのタランティーノが崇拝している監督三池崇史が、ちょっと異色な作品を作った。それが「SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ」。何と、ハリウッド映画のルーツであるウェスタンと日本映画の源流である時代劇をミックスそしてオール全編英語というのも面白い。そしてタランティーノも俳優として、登場してるわぉ~~!凄い・・・。

もちろんキャスト陣も凄い伊藤英明、佐藤浩市、安藤正信、伊勢谷友介、小栗旬、堺雅人に、木村佳乃、桃井かおりと豪華キャスト、あ!忘れちゃいけない、香川照之に、異色なところではあの石橋貴明もメインキャストとして活躍

 

  お話は・・・・・。

 

舞台は何とあの歴史的な壇ノ浦の戦い。から数百年後、山あいの寒村に言い伝えられた、“埋蔵金”をめぐって、源氏と平家が激しく対立

義経率いる源氏ギャング(白軍)と清盛率いる平家ギャング(赤軍)、何か運動会の競争のような感じがするが

そこへ名も無きスゴ腕のガンマンが流れ着く・・・・・。伊藤英明演じる孤高の流れ者ガンマンだ。

「お前はどっちの用心棒だ?」と源氏と平家それぞれの思惑が激突駆け引き、裏切り、渦巻く欲望そして衝撃の愛が入り乱れ、大地が血に染められてゆく。刀と銃のガチンコ対決壮絶なバトルアクションが繰り広げられる

 

壇ノ浦の戦いから数百年いったい時代はいつごろなのか?見ようによっては現代とも思える、何か不思議な作品だ。一番驚いたのは、桃井かおり扮する“血まみれ弁天”のガンさばきのかっこよさだ。前半ではさほど目立たなかった彼女だが、後半では無茶苦茶カッコイイのだ何とタランティーノ扮する伝説の銃神ピリンゴの弟子だったという設定、そして何と、ピリンゴは車椅子に乗った悲しい老人になっていた。「キサラギ」でいい演技をしていた小栗旬は、今回はすぐ死んでしまい・・・・。ちょっと期待はずれだった。

 

衣装も和洋折衷という不思議なものお話は分かりやすいのだが、衣装・時代設定・アクションなどがやはりこの映画のみせどころなのだろう。そういう意味では楽しく観れる映画といえる。

 

 

スキヤキ・ウェスタンジャンゴ オフィシャルサイト

 

 

三池崇史監督についてはこちらから

 

※主題歌はあの演歌の大御所 北島三郎が歌う「ジャンゴ~さすらい~」 ジャパニーズ・ソウルを彼は見事に歌い上げている 

 

Comments (4)
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