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マヒドン大医学部へ子供を二人入れた入管職員

2018年02月10日 00時00分00秒 | タイで子育て
元入管職員のAさんは退職後にお店を始められ、店の装飾に使う植物が欲しいと最初は半日掛けて我が家を探して来られ、それからも時々花や観葉植物を買いに来て頂いている。
先日は私と娘が塾へ行こうとしていた時にちょうど来られ、ウドンタニへ来た時は小学生と乳児だった子供達は、今年大学受験と中学受験なのですよと話すと、Aさんのお子さんは二人共マヒドン大医学部だと伺ってビックリ(@o@)!!!
高校までどちらの学校か尋ねると、子供は二人共バンコクのインター校(インターナショナルスクール)だったそうだ。インター校と言えば、良い学校は学費も高く、年間70万バーツ(約200万円)くらいですよね?と尋ねると、そのくらいと言われる。入管職員なのにその学費が払えるって事は、もしかして何か悪いことでも・・?と怪しんで、失礼ですが学費はどうされたのかと尋ねると、実家がコンケン大学の近くにあり、ご両親から相続された土地へ学生向けアパートを建て、二百室くらい持っておられるのだそうだ。いくらアパートが有っても建築費は借り入れでローンの支払も有るし、子供がインター校を出るまでは本当に苦しい時も有ったと言われた。医学部受験対策は良い塾が有って、そこで学べば誰でも入れると言われたが、それなりの実力が必要なのは当然だろう。羨ましい話だ。

入管へお務めだった頃は厳しい印象だったAさん。私がタイへ来て初めてのビザ延長を受け付けてくれなかったのがAさんで、それに妻が噛み付いて隣へ座っていた職員のBさんと喧嘩腰の言い合い。取り敢えず2ヶ月延長するから、その間に何か商売を始めて納税しなさいと教えられて始めたのが園芸店であり、それから拡張して農園となって十年続き、今はそれで生活が出来ている。そんなAさんが、受験生が二人なら塾とか大変でしょうと仰り、持って来たお金は全部買い物して帰るからと園芸店の仕入れに負けない程の大人買い。妻は嬉しくて胸に熱い物がグッと来たそうだ。

英語の学習方法を探していて見つけたのだが、タイのインター校事情に詳しい「バンコクの家庭教師」というページが有る。詳細に説明してあり、とても参考になった。

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2 コメント

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たまげた話ですね (muga)
2018-02-10 11:29:52
子供二人をインター校からマヒドンにですね。
とんでもない先輩が近くに居たもんだ!
年間学費が一人70万バーツ×2人、泣けてきますね~(T_T)

実は私も恥ずかしながらアパート経営狙ってましたが、土地からの購入ですし大ゴケしましたね、残念でした。
その元入管職員のお父さん、土地が相続にしても売り食いで自身の贅沢に散財する人物が多い中、堅実に再投資して生かしきりましたね。
これぞ富を植えては増やす植福の好循環、同時に子供へも良い種を植えて見事な大木に育てつつありますね。
野に遺賢なしとはいいますが、人知れず堅実な人生を歩まれてる方がいるもんですね、大変参考になりました。

ところで学生アパートは一室1500~2500とかで貸すわけですか?だとすると200室ですから満室年間で360万~500万の売上になりますね。
当時の建築費がいくらか想像で割り出すと、ざっくり利回り12%になりました。
金利や稼働経費や空き室率、学費を差し引くと、リフォーム代なんかは持ち出しが続いたかもしれませんね。
運悪く、その時にVisa更新に当たったのかもしれず、国家からの指示とはいえ、自身が巻いた過去の落とし前は、自身の強要した植物の大人買いで決着ですか、カッコいいですな~
厳格にして男気まで感じさせる古き良き時代の生き残り、悪も合わせ飲み?そんな印象です。
私もそんな大物になりたいけど、人間が小さいからムリムリ(^ω^)
返信する
コメントありがとうございます (メンカーム)
2018-02-12 14:37:04
mugaさん
我が家では子供二人で年40万バーツでも命を削る様なのに、
授業料だけで140万バーツは厳しかったと思いますよ。
相続した土地はあっても建築費の返済とか大変だったでしょう。
私もアパート経営を考えて試算しましたが、
それほど儲かる物ではありませんね。
今は頑張った成果が出て、ご本人は悠々の第二の人生。
現役の時は本当に厳しい人で、
書類に記入漏れがあるラオス人はよく怒られてましたし、
私を呼ぶ時も「おい!日本人、来い!」てな感じでしたが
ビザ発給規則変更で困っていた時には助けられました。
タイへ来て1年は様子を見るつもりでしたが、
ビザ対策で園芸店を始めて流通等を調べたりで
とうとう花卉栽培の世界へw。
ビザが出なくて恨んだビザ発給規則変更ですが、
それが無ければ今は無いハズで、
早く商売を始めろと尻を叩いて頂いた入管には感謝してます。
退職後も様子を見に来て頂いた上に
ピックアップの荷台へ入り切らない程のお買い物。
タイへ来て、いつも誰かに見守られている様に感じるのですよ。
困った時には周囲の誰かがさっと手を差し伸べてくれる。
この素晴らしい社会へ何か恩返しが出来たらといつも考えてますが、
相変わらず助けられてばかり。(恥)
子供達へはタイへ貢献しろといつも言ってますが、
貢献しなければならないのは私なんですよね。
何が出来るかといつも考えてますが、
あと3年位ゴロゴロしてれば何かアイデアでも出ますでしょうか?w
返信する

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