想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

帰って来られるのであれば…

2022-02-23 21:33:13 | 日記
「3月に、日本に帰って来られるかな~?
 お誕生月だから免許の書き換えもあると思うし…。」

今日のお散歩の時、主人が言いました。
昨年、ご主人を亡くされた彼女のことを思っての言葉です。

「そうね。帰って来られるといいわね。」

私たちは、アメリカ在住の彼女とご主人のことが大好きで、
何度も何度もお会いしました。
私たちがアメリカに行った時にも、何度もお会いしましたし、
日本でも何度も会って、楽しい時間を過ごしました。
ご夫婦で我が家に来ていただいたこともあります。

昨年、ご主人の訃報には本当に驚きました。
ご高齢ではありましたが、本当に素敵な方だっただけに
なぜ…と、胸が苦しくなる思いでした。

主人は、訃報が届いた時、彼女にメールをお送りしました。
『大好きな島で、愛する人に見守られて、
美しい景色を眺めながら最後の時を迎えられるなんて、
まるで映画のワンシーンのようですね。

きっと良き人生を送った人だけに与えられる
神様からのプレゼントなのだと思いました。
きっと天国でも特上のスイートルームが準備されていることでしょう。』

そうなのです。
映画のワンシーンのような最期だったそうです。

ご主人が好きだった島に二人で旅行に行き、
昼食後のちょっとした休憩時間。
休憩を終えた彼女がキャンピンググチェアに戻ってみると
ご主人が亡くなっておられたそうです。
『苦しむことなく、大好きな景色をみながらあっというまの時間だったと思います。
その景色がカメラに収まっていて、まるで最後の日を演出して幕を閉じたかのようでした。』
と彼女からのメールに書かれていました。

ご主人を思い出す時は、いつの時も笑顔なのです。
あの時も…、この時も…。
本当に素敵な方でした。

そして、彼女もまた、とっても素敵な方です。
もしも日本に帰って来られるのならば、お会いできるかもしれない…
そう思っています。

お会いしたいです。

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ほのぼの夏ミカン

2022-02-22 21:50:47 | 日記
今のお散歩コースは、馬込川の土手です。

その土手ののり面に、夏ミカン(?)が植えてあります。
普通の住宅のお庭に、キンカンや夏ミカンが植えてありますから、
さすがに柑橘王国の静岡県。

のり面の夏ミカンも、普通のお宅の裏庭に植えた状態ですが、
毎年、たくさんの実が残ったままです。
食べておられるとは思いますが、たくさん実っていますので
食べきれていないのかもしれません。

そんな昨日、その木の土手の側に、7~8個の実が置いてありました。
『よろしかったら、持って行ってください。』

そんなことは書いてありませんでしたが、
そう思っても違和感がない置き方。

私は、アメリカでの生活を思い出しました。
自分のお家では使わなくなったソファやチェストなどを
道沿いに出しておくと、
それを必要だと思う人が持って帰る…。

それを見て、ちょっと嬉しく思ったことが思い出されます。

これは、私たちが夏に暮らしているニセコでも見る光景です。
ニセコも外国人が多く住む町ですから、納得できます。

あ~、夏ミカンのお話しでした。
『昨日の夏ミカンはどうなっているのかしら?』と
今日のお散歩が楽しみでした。
すると…、
夏ミカンは3個になっていました。
どなたかが持って帰られたのでしょうね。

何だかほのぼのとしていいな~と思いました。


 今日、土手に上がる石段に、夏ミカンが3個ありました。
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静まり返った中で

2022-02-21 22:09:01 | 日記
我が家では、テレビは基本的にお食事タイムの時だけ見ます。
主にはニュースで、朝は連続ドラマ。
夜ですと、ニュースの次に始まる番組を少し…。

それ以外で見るのは、スポーツの世界大会…、
たとえば、ワールドカップやスーパーボウル、
ワールドシリーズ…などです。

昨年行われた東京オリンピックも、そのスポーツの世界大会一つで
選手の方々の気持ちのこもったプレイに、
応援する側としても力が入ったという感じで観戦しました。

そして、昨夜閉会した冬季オリンピックも同じです。
開催前は、多くのプレイを見ることを想定していませんでしたが、
いざ始まってみますと、選手の方々の気迫を感じ、
応援にもつい力が入っていくことが多かったと思います。

また、観戦することで多くの感動をいただきました。
メダルの獲得云々よりも、オリンピックに来るまでの苦しい練習や
いくつもの苦難を乗り越えたこと、
また、オリンピックが始まってからの様々な出来事など
いろんなことを知ったことでの感動も多かったと思います。

オリンピック期間中は、ライブの試合を観戦したこともありましたし、
試合結果をニュースで見ることも…。
そんなこんなで、この約2週間はテレビを見た時間は多かったのです。

そして今日、我が家の中は『シ~ン』と静まり返っています。
何が違うの??という感じです。

…オリンピックが終わったことを実感しています。


 番いでしょうか、親子でしょうか、つかず離れずの水鳥です。
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強風の一日

2022-02-20 21:52:52 | 日記
風がとても強い一日でしたので、今日のお散歩はお休み。

昨夜、寝る時間になる頃から風の音がしていました。
ちょっとした風の音は気になりませんが、
昨夜はかなり強く吹いていたようですから、
『ヒューヒュー』と風のなく音が聞こえていました。

山梨は防寒対策もあって二重サッシですが、防音にも効果があります。
ここ浜松ではその必要がなく、二重サッシではありません。

そんなことも影響しているとは思うのですが、
夜中にも、風の音で目が覚めるほどでした。
その風は夜が明けてからも吹き続けて、
午後には、建物が時々ガタガタと響くほどになりました。
アメダスを見ますと、風速12mほどの風…となっていました。

浜松で暮らすようになって、通常でも風がかなり吹くことは
実感していました。
お散歩の時のために、風対策のニット帽を買ったほどです。
それは、お散歩コースで行き違う人の多くが
それらしき帽子をかぶっておられるのを見たからで、
これが浜松の常識なんだわ…と思ったのです。
風が強いのは、海に近いこともあるのでしょうか。

山梨でも、アメダスによりますと甲府や韮崎のあたりは風が強く、
海のあるなしではなく、風の通る道があるのでしょうね。

今日の午後のティータイムの時にも強い風が吹いて
建物がガタガタと音を立て、『ヒューヒュー』と風の音が…。
お散歩をお休みしたのは正解です。

思い出したのが、沖縄です。
浜松で暮らし始める前の5年間は、この時期を沖縄で過ごしていました。
沖縄のこの時期も強風が吹く日が多く、
お台所やバスルームの換気扇から『ヒューヒュー』と音が入ってきますし、
ガラス窓がガタガタと震えていました。
浜松よりも強い風だったかもしれません。

強風、大雪、大雨など、季節によっての違いはあるのでしょうけれど、
その場所で長年暮らしておられる人にとっては
『この時期はこんなものです。』と思って、
当たり前のように過ごしておられるのでしょうね。


 糖質制限チーズケーキです。
 
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美味しさの影に

2022-02-19 21:34:44 | 日記
今日の夕食は、ブリのカマを焼きました。
脂がのっていましたし、身が柔らかくて
とても美味しくいただくことができました。

ブリのカマを焼いて食べるのは、二人とも好きですので
我が家では何年か前からよく食べていました。

ところが、昨年だったでしょうか、
ブリを一口食べた私は、いつもとは違う気分になったのです。
柑橘系の香りがして、一瞬息が詰まるような感じ。

それ以来しばらくの間、我が家の食卓から消えたブリのカマ。

調べてみましたら、フルーツ魚かと思われるのです。
フルーツ魚とは、柑橘類の果実を餌に混ぜて育てられた養殖魚で、
鮎、ブリ、ニジマス、かんぱち、ヒラメなどが
そうした餌を与えられていることがあるそうです。
主に、西日本で養殖されているとのこと。

柑橘系は、私にとって苦手と言えるもので、
すべての柑橘がそれにあたるのではありませんが、
胸が苦しい気持ちになりやすいのです。

我が家のお魚やお肉を買う担当は主人がしてくれています。
私が苦しい思いをする食べ物は、食べない方が良いからと
主人がしばらく買わなくなっていました。

でも数か月後、主人はスーパーでブリなどを見かけると産地を確認し、
その上で、店員さんにフルーツ魚かどうかを訊ねてから買うようになりました。
以前に比べて、買う回数はぐっと減りましたが、
柑橘系でなければ、やはり美味しいですので嬉しいです。

世の中には、柑橘系に限らずアレルギーの人が多いと思われます。
最近では、アレルギー物質を書いてある食品が出ていますので、
参考になりますから助かっています。

でも、目に見えない部分に入っている物質(?)を見分けることができません。
フルーツ魚、隠し味、刻んだりして混ざっているもの…、
アレルギーを持っている人のそれらとの戦いは、
これからも続いていくのでしょうね。

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