想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

サーモンからお箸

2012-01-18 17:45:32 | 日記
昨日の夕食は、サーモンソテーにしました。
売り場に並んだ少し大きめのサーモンを見て、主人との合意で決まったのです。

フライパンに、添え野菜の玉ねぎのスライスとマッシュルームをサーモンと並べます。
サーモンの色が変わり始める頃、玉ねぎが柔らかくなり、甘みを出し始めますので、
サーモンに塩とブラックペパーを少しふりかけ、焼き色を付けていきます。

ミニキャロットとブロッコリーは、別の小さな蓋付きフライパンで蒸します。
蒸すことでお野菜本来の甘みが増すことを覚えてからは、多くの野菜を蒸してから
食べることが増えたかもしれません。

シンプルな味付け(と言えるほどではありません)が、美味しさを引き出し、
素材同士を引立て合いますので、高級感のあるメインディッシュになるのですね。

ソテーは、外国(フランスでしょうか?)の調理方法ですが、
我が家では、お箸で食べています。
今日も食べながら、ふと、お箸の素晴らしさにちょっとした感動さえ覚えたのです。

お箸だけを使って、サーモンの皮を取り、骨から身をきれいに外すのですが、
これは素晴らしい技のような気がします。
確かに、子供の頃にお箸を使い始め、何十年経った今に至るまで使い続けている
のですから、お箸を上手に使えて当たり前です。
でも、小さな物や滑る物をつまみあげ、大きな物を切り分け、混ぜ合わせ…。

私達の文化は、お箸を使える技と同じように繊細な感覚を研ぎ澄ませながら
現在に至っているのかもしれません。
たかがお箸のこと…と思わずに、せっかく一日に3度も使う機会があるのですから、
お箸を使いながらも、もう少し繊細な感覚を見つめるのもいいかもしれない…
なんて、思っています。


今使っているお箸は、ウサギの絵柄です。
昨年のウサギ年に買ったものです。
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