田植えの始まりです。

あちこちで、田植えが始まりました。
と言いましても、標高が高いこの辺りでは、お米はあまり実らないらしく、
我が家から少し下の地域までが、稲作をしておられるようです。

先週は、田んぼに水が張られているところが何か所かありましたが、
今週の初めには、田植えが終わっている水田も、いくつかありました。

昔は、田植えや稲刈りなど、ご近所同士で助け合って、農作業が行われていましたが、
今は機械化されて、あっという間に田植えや稲刈りが終わるようです。

小学生の頃、学校からの帰り道で、何人もの人が水田に一列に並んで苗を植える光景は、
農業の経験がない私には珍しく、楽しい作業に見えました。
田んぼに張られた紐には印が付けられていて、手早い作業にもかかわらず、
同じテンポでその印に稲が植えられていくのが印象的でした。
「働く人を見ること」が好きだった私には、今でも思い出せる一コマです。

機械化された今、風情がなくなってしまったことを寂しく思いますが、
そう思うのは、農作業がいかに大変かを知らない、私のような第３者なのかもしれませんね。

今日のお散歩では、放水路が近づいてくると、ゴウゴウと音を立てて、水が流れ落ちていました。
いつもは、ほんの少ししか流れていないのですが、
今日は、大きな音とともに、坂を流れ下っていたのです。

この水が、田んぼを潤すのでしょうね。



　ここは、標高は７００ｍあたりです。
　今週初め、田植えが終わっていますが、上の田んぼはまだ耕してなく、
　下の田んぼは水が張ってありませんでした。
　本格的な田植えは、これからなのですね。


　こちらは、標高１０００ｍを超えたあたりです。　
　今日は、放水路を勢いよく、水が流れていました。