助かっています。

「郵便屋さ～ん」

お昼前、我が家への配達に来られた郵便屋さんを、
私は２階のオフィスの窓を開けて、大きな声で呼んだのです。

今日の午前中、お仕事の書類を５件、郵送したいと思っていました。
書類を封筒に入れ、切手を貼って、あとは封をするだけ…。

そんな時、我が家の横の道を、バイクが上がってくる音が聞こえました。
郵便屋さんです。

でも…、でも…です。
『封の糊付けをしていないから、間に合わないわ…。』

迷った末、私は窓を開けて、郵便屋さんを呼んだのでした。
主人が投函に行ってくれることになっていましたが、
もし、郵便屋さんが持って帰ってくだされば、とても助かります。

急いで階段を駆け下り、玄関のドアを開けて言いました。
「持って帰っていただきたいのですが、糊付けがまだなのです。
今すぐしますから…。」

５通の封筒と糊を手にした私を見た郵便屋さんは、
「慌てなくていいですよ。」と言いながら、待っていてくださいました。

山の中の我が家では、ポストまで行くのも大変です。
引っ越してきた頃、郵便屋さんに了解をもらって、
投函したい郵便物は、ポストに入れておくことにしています。
その旨、ポストに書いておきますと、郵便屋さんが持って帰ってくださいますから、
とても助かるのです。
もちろん、配達される郵便物がない日は、持って帰ってもらうことはできません。
それでも、とても助かっています。

今日も、もし、主人が行ってくれるとしたら、車で行くことになるのです。

コンビニも、ポストも、ちょっと遠くて、簡単にはいけない場所ですが、
でも、ここは私たちにとって、心地よく住める場所なんだわ…と改めて思っています。


　「オホホ…」と笑っているように見えるヒマワリ。
　お散歩コースに咲いていた２ｍ以上もの背高さんです。