想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

生き方

2015-02-01 22:23:39 | 日記
今日、谷村新司さんの地球劇場~100年後の君に聴かせたい歌~という番組を見ました。
再放送だったらしいのですが、今日のゲストは徳永英明さんでした。

20代でシンガーソングライターとしてデビューして以来、数々の名曲を作った彼も、
ここ10年ほどは、時代を彩ってきた女性ボーカルの名曲をカバーするボーカリストとして
活躍しています。

その彼が、近いうちにボーカリストを休止し、世に残る歌を作りたいと打ち明けます。
ご自身の子供さんが、おとうさんって、すごいんだなあ…と思っていることを知り、
それならば、自分の考え方や生き方を歌にしていきたい…と思ったそうです。

今までは、声も楽器…という気持ちで、あえて感情を込めないで歌ってきたけれど、
最後に選んだ歌は、今の自分の気持ちを表すにふさわしい歌で、感謝の気持ちで歌ったそうです。
その歌とは、かつて、山口百恵さんが、歌手生活を引退する時に歌った「さよならの向こう側」です。

私も、かつては聞いたことがあったのですが、歌詞をはっきりと聞いていなかったらしく、
今日、その歌が持つ素晴らしさが伝わってきたのでした。

50歳を過ぎるまで、ボーカリストとして山の頂にいた自分が、マイクを置くことがどんなことなのか…。

そんなことを谷村新司さんと話しておられました。
実は、谷村新司さんも、かつて、いつまでも山の頂にいることができないことを悟り、
山を下りる不安を持ちながらも、覚悟したことがあったと言っておられました。
でも、山から下りる時に見たものは、素晴らしい経験となったとも言っておられました。

以前、武田鉄矢さんも同じような事を言っておられたことを思い出しました。
男性は、人生の節目をそうして生き抜いているのですね。

我が主人も、少し先のことを考え、見据えながら生きているのが伝わってきます。
あまり果てしなく先ではなく、それでも少し先を…、
そして、自分ではどうすることもできないこと…ではなく、
自分の努力が及ぶ範囲で…、しかもゆっくりと…。

主人が言います。
僕は、急峻な坂道は選ばない…と。

私もそんな主人の生き方に寄り添っていきたい…。


 一日の始まり…、朝焼けがきれいです。
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