ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国「外出自粛生活第9週目」事情

2020年04月28日 | 米国○○事情
外出自粛生活が9週目に入った。
零細自由業夫婦の我が家の経済は火の車で、そろそろ車輪が燃え尽きそうだ。
なのに大人一律13万円の小切手(または銀行振込)は、いまだにわたしたちの手に入っていない。
う〜ん…かなり煮詰まってきた。
平常時なら聴き逃せることが中耳の辺りに突き刺さったり、見逃せることがまぶたの裏でメラメラと燃えたりする。
これはやばい。

こういう時こそ、質素だけど美味いもんを食べよう。

かじりかけでちょっと失礼!
コロナ騒動があったからこそ見つけた小さなグルテンフリーパン屋さんの食パンと、最近凝ってる大根キムチのコラボ?

こん大根キムチを豪快にかじるのが流行ってる。
朝からキムチをガツガツ食べられるのは、オンラインレッスンならでは♪

近所の酒屋さんは、インターネットで注文を受け、それを店員さんが駐車場の車まで運んできてくれる。

ガソリンの値段がどんどん下がってきた。

ちょっと特別に山の散歩。





この毎日がいつまで続くのか、今はまだわからない。
もしかしたら、もう少し緩やかになるけれども、これが新たな日常になるのかもしれない。
もしかしたら、3月以前の暮らしが戻ってきても、秋頃にまた、第二波が襲ってくるかもしれない。
本当にどうなるのか誰にもわからない。
人と直に会って話したり笑ったりできないのって、こんなにも物足りない気持ちにさせるんだな。
当たり前だと思っていたたくさんの日常が、今ではとても懐かしい思い出みたいに思える。
家族でさえも、別の家や町に住んでいたら会えない。
お気に入りのレストランやお店にも行けない。
夫はずっと働くことさえできない。
無い無い尽くしの毎日だからこそ、楽しい事を見つけないとって思うのだけど、ここ2週間ほどはちょっとその元気も無い。
でも、無理やり元気にならなくてもいいと思う。
焦らなくてもいいよって自分に言ってやろうと思う。
まあ、ここ数日の間に、それは言ってはならないよっていうレベルの言葉を、怒りに任せて夫にぶつけてしまったので、反省はした方がいいのかも。
こういう時に人の本性っていうか、ずっとためてきてしまったものが出る。
ちょっとかっこ悪い。
患者を救うために、今この時もすごく危険な環境で頑張ってくれている人たち、物流を止めないようにいつも以上に働いてくれている人たちのことを思えば、わたしの鬱憤なんて贅沢すぎる。
わかっているんだけどね…。

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