おけまして おめでとうございます
年明けは、娘とふたりで、TBSの「カウントダウンTV」を観た。
シドとゴールデン・ボンバーが出るというので、娘がリアルタイムで観たいといったからである。
途中、SMAP様と秋元康先生プロデュースの団体グループが出たときは、苛々して気絶しそうになったが、娘が「シャンパンでも飲んで落ち着けよ」と言ってくれたので、かろうじて気絶せずに済んだ。
他の出演者、aikoは、さすが達者だな、と思った。
彼女にしか作れない天才的なメロディラインと、それをいとも簡単に歌ってしまう歌唱力。
詞は、女心を歌ったものが多いので、細かいニュアンスはわからないのだが、ミュージシャンとしての彼女のパフォーマンス力は、卓越していると思う。
秋元康先生プロデュースの団体グループが、1万人いても敵わないと思う。
JUJUの表現力も大したものだ。
彼女より歌のテクニックに優れた歌手は沢山いるかもしれないが、歌を作り上げる上手さは、際立っていると思う。
そして、決して手を抜かない歌に対する姿勢は、尊敬できる。
まだまだ伸びしろのある歌手だという思いを新たにした。
ゆず、に関しては、好きでもないし嫌いでもない。
ただ、どういう精神状態の時に聴いたらいいかわからない、という戸惑いはある。
北川悠仁氏が書く詞に感動する人は多いようだが、私はむしろ彼らのハーモニーを好ましいと思う方である。
どんな歌を歌っても「ゆず」は「ゆず」。
その存在感は、いいと思う。
番組の後半。
やっと娘のお目当てのシドが出てきた。
決して、お上手な歌と演奏ではない。
プロになれるかなれないか、というレベルだったが、娘は「でもスター性はあるだろ? ビジュアル系は、それでいいんだよ」と強調する。
まあ、ビジュアル系の定義がそうであるなら、華やかな部分を肯定的に見れば、存在意義はあるとは思う。
ただ、プロとしては、もう少し色々な意味で「味付け」が必要なのではないかとも思う。
ボーカルの声はいいので、演奏にもうひと工夫欲しいところだ。
もう一つの娘のお目当て、ゴールデン・ボンバーは、よかった。
歌もパフォーマンスもプロの領域に達していたので、エンターテインメントとして充分楽しめた。
エアー・バンドということだから、演奏はしないようだが、それを補って余りある確かな「構成力」を持ったバンドだと思った。
そこには、決してキワモノではない、プロの魂があった。
こいつら、いいんじゃない? と私が言うと、娘は「だろ! コミック・バンドだと思っている人もいるみたいだけど、意外と観られるだろ?」と眠たげな目を細めて喜んだ。
大ブレークはしないと思うし、本人たちもメジャーデビューする気がないらしいので、彼らは、ずっとこの路線で行くのだろう。
しかし、これはこれで存在意義のあるバンドではないか。
初めて彼らのパフォーマンスを見たが、確かなコンセプトを持ったバンドだというのが、正直な感想だ。
新年早々に聴く音楽ではないかもしれないが、面白かったことは、間違いがない。
これは、意外と収穫ではないか、と思った。
そんな年明けだった。
年明けは、娘とふたりで、TBSの「カウントダウンTV」を観た。
シドとゴールデン・ボンバーが出るというので、娘がリアルタイムで観たいといったからである。
途中、SMAP様と秋元康先生プロデュースの団体グループが出たときは、苛々して気絶しそうになったが、娘が「シャンパンでも飲んで落ち着けよ」と言ってくれたので、かろうじて気絶せずに済んだ。
他の出演者、aikoは、さすが達者だな、と思った。
彼女にしか作れない天才的なメロディラインと、それをいとも簡単に歌ってしまう歌唱力。
詞は、女心を歌ったものが多いので、細かいニュアンスはわからないのだが、ミュージシャンとしての彼女のパフォーマンス力は、卓越していると思う。
秋元康先生プロデュースの団体グループが、1万人いても敵わないと思う。
JUJUの表現力も大したものだ。
彼女より歌のテクニックに優れた歌手は沢山いるかもしれないが、歌を作り上げる上手さは、際立っていると思う。
そして、決して手を抜かない歌に対する姿勢は、尊敬できる。
まだまだ伸びしろのある歌手だという思いを新たにした。
ゆず、に関しては、好きでもないし嫌いでもない。
ただ、どういう精神状態の時に聴いたらいいかわからない、という戸惑いはある。
北川悠仁氏が書く詞に感動する人は多いようだが、私はむしろ彼らのハーモニーを好ましいと思う方である。
どんな歌を歌っても「ゆず」は「ゆず」。
その存在感は、いいと思う。
番組の後半。
やっと娘のお目当てのシドが出てきた。
決して、お上手な歌と演奏ではない。
プロになれるかなれないか、というレベルだったが、娘は「でもスター性はあるだろ? ビジュアル系は、それでいいんだよ」と強調する。
まあ、ビジュアル系の定義がそうであるなら、華やかな部分を肯定的に見れば、存在意義はあるとは思う。
ただ、プロとしては、もう少し色々な意味で「味付け」が必要なのではないかとも思う。
ボーカルの声はいいので、演奏にもうひと工夫欲しいところだ。
もう一つの娘のお目当て、ゴールデン・ボンバーは、よかった。
歌もパフォーマンスもプロの領域に達していたので、エンターテインメントとして充分楽しめた。
エアー・バンドということだから、演奏はしないようだが、それを補って余りある確かな「構成力」を持ったバンドだと思った。
そこには、決してキワモノではない、プロの魂があった。
こいつら、いいんじゃない? と私が言うと、娘は「だろ! コミック・バンドだと思っている人もいるみたいだけど、意外と観られるだろ?」と眠たげな目を細めて喜んだ。
大ブレークはしないと思うし、本人たちもメジャーデビューする気がないらしいので、彼らは、ずっとこの路線で行くのだろう。
しかし、これはこれで存在意義のあるバンドではないか。
初めて彼らのパフォーマンスを見たが、確かなコンセプトを持ったバンドだというのが、正直な感想だ。
新年早々に聴く音楽ではないかもしれないが、面白かったことは、間違いがない。
これは、意外と収穫ではないか、と思った。
そんな年明けだった。
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