●住宅ローン残高最高に・全国の銀行合計、10月末101兆円超
全国の銀行の住宅ローン残高が2006年10月末で101兆5821億円に達し、過去最高を更新している。住宅金融公庫が融資を縮小するなか、代わりに銀行のローンが伸びているためだ。団塊ジュニア世代(30歳代前半)の住宅購入意欲が高まっていることなども背景にある。銀行は新商品の開発や拠点の拡充を進め、個人向け金融の柱の一つとして販売に力を入れている。
日銀の預金・貸し出し関連統計によると、10月末の残高は前年同月に比べて3%(約2兆9900億円)増えた。5年前(約80兆2900億円)に比べると3割増えた計算だ。残高は今年3月に初めて100兆円を突破した。
[12月2日/日本経済新聞 朝刊]
●住宅公庫、「フラット35」提示金利を2.96%に下げ
住宅金融公庫は1日、民間金融機関と提携した最長35年の長期固定ローン「フラット35」の12月の金融機関への提示金利を0.09%引き下げ、年2.96%に設定した。長期金利の低下を反映した。提示金利は各金融機関にとっては事実上の資金調達金利。公庫が4日発表するフラット35の取扱金融機関の平均金利(11月は年3.26%)も低下する見通しだ。
公庫は住宅ローンの基準金利(35年固定)についても0.09%下げ、年3.68%とすると発表した。基準金利の引き下げは2カ月ぶりで、5日以降の申し込みから適用する。
[12月2日/日本経済新聞 朝刊]
全国の銀行の住宅ローン残高が2006年10月末で101兆5821億円に達し、過去最高を更新している。住宅金融公庫が融資を縮小するなか、代わりに銀行のローンが伸びているためだ。団塊ジュニア世代(30歳代前半)の住宅購入意欲が高まっていることなども背景にある。銀行は新商品の開発や拠点の拡充を進め、個人向け金融の柱の一つとして販売に力を入れている。
日銀の預金・貸し出し関連統計によると、10月末の残高は前年同月に比べて3%(約2兆9900億円)増えた。5年前(約80兆2900億円)に比べると3割増えた計算だ。残高は今年3月に初めて100兆円を突破した。
[12月2日/日本経済新聞 朝刊]
●住宅公庫、「フラット35」提示金利を2.96%に下げ
住宅金融公庫は1日、民間金融機関と提携した最長35年の長期固定ローン「フラット35」の12月の金融機関への提示金利を0.09%引き下げ、年2.96%に設定した。長期金利の低下を反映した。提示金利は各金融機関にとっては事実上の資金調達金利。公庫が4日発表するフラット35の取扱金融機関の平均金利(11月は年3.26%)も低下する見通しだ。
公庫は住宅ローンの基準金利(35年固定)についても0.09%下げ、年3.68%とすると発表した。基準金利の引き下げは2カ月ぶりで、5日以降の申し込みから適用する。
[12月2日/日本経済新聞 朝刊]
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