●大阪ガスと京セラ、発電効率45%の家庭用燃料電池システムを開発
大阪ガスと京セラは、定格出力をこれまでの1kWから700Wに変更し、都市型小規模住宅にも設置可能な小型の家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)コージェネレーションシステムを開発した。 2008年度市場導入に向けた原型機と位置づけ、実用化に向けた取り組みを進めていく。
SOFCコージェネレーションシステムは総合効率に占める発電効率の割合が高いことから、熱需要が比較的少ない住宅でも環境性・経済性のメリットを充分に発揮できるのが特徴。発電効率45%(AC送電端効率、LHV)排熱回収効率30%以上を達成している。
●カワムラ、住宅増改築の見積作成ソフトを外販
住宅メーカーのカワムラ(北海道旭川市、川村純一社長)は、通常一週間程度かかる増改築の見積書を30分程度で作成できるパソコン用ソフトを外販する。第1弾として松下電工グループから受注した。住宅メーカーや工務店に売り込む。
開発した見積書作成ソフトは「浴室改修」や「外壁の張り替え」など工事ごとに資材費や工賃を設定。パソコンの入力画面に表示したチェック項目に必要事項を入力するだけで見積書を作成できる。カワムラは増改築で年間8億円の施工実績があり、蓄積したノウハウをもとに設計士や施工管理士らが6年がかりで自動作成ソフトを開発した。自社の業務効率化が目的だったが、住宅メーカーの関心が高く、外販する。販売価格は数千万円とみられる。松下電工は全国の系列工務店に順次供給していく考えだ。
[1月29日/日経産業新聞]
大阪ガスと京セラは、定格出力をこれまでの1kWから700Wに変更し、都市型小規模住宅にも設置可能な小型の家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)コージェネレーションシステムを開発した。 2008年度市場導入に向けた原型機と位置づけ、実用化に向けた取り組みを進めていく。
SOFCコージェネレーションシステムは総合効率に占める発電効率の割合が高いことから、熱需要が比較的少ない住宅でも環境性・経済性のメリットを充分に発揮できるのが特徴。発電効率45%(AC送電端効率、LHV)排熱回収効率30%以上を達成している。
●カワムラ、住宅増改築の見積作成ソフトを外販
住宅メーカーのカワムラ(北海道旭川市、川村純一社長)は、通常一週間程度かかる増改築の見積書を30分程度で作成できるパソコン用ソフトを外販する。第1弾として松下電工グループから受注した。住宅メーカーや工務店に売り込む。
開発した見積書作成ソフトは「浴室改修」や「外壁の張り替え」など工事ごとに資材費や工賃を設定。パソコンの入力画面に表示したチェック項目に必要事項を入力するだけで見積書を作成できる。カワムラは増改築で年間8億円の施工実績があり、蓄積したノウハウをもとに設計士や施工管理士らが6年がかりで自動作成ソフトを開発した。自社の業務効率化が目的だったが、住宅メーカーの関心が高く、外販する。販売価格は数千万円とみられる。松下電工は全国の系列工務店に順次供給していく考えだ。
[1月29日/日経産業新聞]