●中古マンション価格、3大都市圏そろって上昇・06年
マンション市場調査の東京カンテイ(東京・品川)は23日、2006年の3大都市圏の中古マンション市場動向をまとめた。首都圏が前年比1.6%上昇したほか、近畿圏がバブル崩壊後初めて上昇し、そろって値上がりした。新築物件とともに中古価格の上昇傾向が鮮明になった。
首都圏の70平方メートルあたりの中古マンションの平均価格は築18年で2520万円。01年に底を打った後、03年から05年は横ばいが続いていたが、上昇傾向が強まった。特に東京23区が3504万円と3.9%上昇し、値上がりが目立った。
近畿圏の平均価格は1668万円で3.6%上昇した。3大都市圏の中でも近畿圏は値下がり傾向が強かったが、大阪市が1989万円と7.1%上昇し、押し上げた。中部圏は1378万円で2.3%上昇した。
東京カンテイは「新築物件の価格上昇が中古市場に波及したことに加え、都心部の供給が減り、中古物件に目が向いた」としている。
●06年住宅地価格、東京23区で14.5%上昇
三井不動産販売が四半期ごとに行なっている定点調査で、2006年の住宅地価格は東京23区で14.5%、首都圏全体でも8.9%上昇したことがわかった。中古マンション価格も東京23区で9.5%、首都圏全体で5.1%上昇した。
一方、06年10-12月期の四半期変動率は住宅地で2.2%、中古マンションで1.5%上昇。前四半期と比べ上昇率はそれぞれわずかに鈍化、横ばいだった。
ただ、リーン金利や地価の先高感から、市場は引き続き上昇基調で推移する、としている。
マンション市場調査の東京カンテイ(東京・品川)は23日、2006年の3大都市圏の中古マンション市場動向をまとめた。首都圏が前年比1.6%上昇したほか、近畿圏がバブル崩壊後初めて上昇し、そろって値上がりした。新築物件とともに中古価格の上昇傾向が鮮明になった。
首都圏の70平方メートルあたりの中古マンションの平均価格は築18年で2520万円。01年に底を打った後、03年から05年は横ばいが続いていたが、上昇傾向が強まった。特に東京23区が3504万円と3.9%上昇し、値上がりが目立った。
近畿圏の平均価格は1668万円で3.6%上昇した。3大都市圏の中でも近畿圏は値下がり傾向が強かったが、大阪市が1989万円と7.1%上昇し、押し上げた。中部圏は1378万円で2.3%上昇した。
東京カンテイは「新築物件の価格上昇が中古市場に波及したことに加え、都心部の供給が減り、中古物件に目が向いた」としている。
●06年住宅地価格、東京23区で14.5%上昇
三井不動産販売が四半期ごとに行なっている定点調査で、2006年の住宅地価格は東京23区で14.5%、首都圏全体でも8.9%上昇したことがわかった。中古マンション価格も東京23区で9.5%、首都圏全体で5.1%上昇した。
一方、06年10-12月期の四半期変動率は住宅地で2.2%、中古マンションで1.5%上昇。前四半期と比べ上昇率はそれぞれわずかに鈍化、横ばいだった。
ただ、リーン金利や地価の先高感から、市場は引き続き上昇基調で推移する、としている。