1010 Radio

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ラジオ・タイランド(12月17日放送)

2007-12-19 | ラジオ
●選挙管理委員会事務局長は、15日と16日の二日間に実施された下院議員選
 挙の期日前の投票率に満足としているとの考えを示した。
 今回の記事前投票では事前に登録した有権者の約90%が投票に訪れた模様。
 事務局長によると期日前投票の初日の15日には、事前に登録していた有権者
 約200万人の内89万4640人約42.7%が投票に訪れたとしている。
 バンコクの投票所には登録90万人余りの内、41万人余りが投票に訪れている。
 16日の投票者数を合わせれば、全国での期日前投票での投票率は事前登録
 した有権者数の90%程度になるものと思われている。AX
 地方の一部の投票所では、投票の仕方をめぐるトラブルがあった模様だが、そ
 れに対しては現在調査が行われている。
 また目が見えない人用の投票用紙に関する問題に付いて、選管側は予算上の
 問題も無いし、すでに印刷を終えて各投票所に配布していると答えている。

●買収行為防止推進委員会委員長を兼ねる、ソンティ国内治安維持担当副首相
 は、一昨日居住地以外での期日前投票の為、バンコク都内の投票所を訪れた。
 投票を済ませたソンティ副首相は、有権者が誘いあって投票に来ている様子を
 目にすることが出来嬉しく思う。
 今日のこの雰囲気が23日の投票日にも、良い影響を及ぼすことに繋がることを
 期待している。まだ投票をしていない有権者には、23日に誘い合って投票権を
 行使して欲しいと述べた。
 期日前投票が実施された投票所では、朝から大勢の有権者が訪れ活気を見せ
 ていたが、選挙管理委員会側が投票に訪れた人たちの便利を図るため担当者
 を配置し、投票の仕方を細かくアドバイスしたため、投票に関するトラブルや勘違
 いは起こらなかった模様。

●民主党のステープ幹事長は、アピシット・ウェーチャチーワ党首の誠実な人柄が、
 国民の支持を得、首相に選ばれるだろうとの自信を示した。
 同時に選挙管理委員会に対し、終盤戦となった選挙運動を厳しく監視するよう求
 めている。
 ステープ幹事長は終盤戦に入った選挙運動に関し、民主党はアピシット党首は次
 期首相として推薦する。
 人民の力党のサマック党首の持つ威圧的なイメージと比べると、アピシット党首は
 誠実な人柄を備えているから、国民は彼を選ぶだろうと信じている。
 民主党は政権党となっても、考え方を変えることは無い。考え方が異なる人民の
 力党との連立を組むことは決して無いと強く述べた。
 また人民の力党のサマック党首は、アピシット党首とのリベートに応じないことに
 関し、ステープ幹事長はリベートは別に票を増やせるだけとか、対決する等という
 ものではない。
 次の首相になろうという人物は、将来の展望を言葉でハッキリと示すべきだ。
 このところ各政党が様々な事柄を表に出してきているが、これらは単にニュースで
 取り上げられることを目的としているだけだ。
 選管には公正な選挙実施の為に役職を果たして欲しい。投票前であっても選挙違
 反を犯した者にたいしては、イエローカードやレッドカードを発行すべきだと述べて
 いる。

●労働省では安全で衛生環境の良い、労働環境づくりと言う方針を早急に、国家課
 題として取り上げるよう求めている。
 またこの方針の遂行により、今後毎年労災事故の件数を減らせるとの自信を示し
 ている。
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中尾 政之
光文社


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●タイ政府観光庁南部第5地域事務所所長によると、今年のクリスマス休暇と、年末
 年始期間中のサムイ島とバンガン島の宿泊施設の予約状況は、今のところ80%か
 ら90%となっている。
 同事務所はこれによって5億バーツを越える経済効果が得られるものと見ている。





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