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中国共産党、指導部を一新

2012-11-21 | ラジオ
14日に閉幕した第18回中国共産党大会で中国共産党総書記が選出され、また中国共産党中央政治局常務委員の新しい顔ぶれがそろった。党大会党大会(2回言ったのでそのまま記す)閉幕直後、約500人の国内および外国人のジャーナリストたちを前に、習近平新総書記および常務委員たちが会見を開いた。

この会見に参加したロシアの声特派員デニーソフが、北京から伝えたリポートを紹介する。

私の印象では、寿司詰めの会見会場は、外国人記者よりも中国人記者の方が多いように見えた。中国のテレビ局が人民代表会館の大ホールから、新しいポストにおける習近平氏の最初のスピーチを生中継するということを考えれば、新しい指導部の国民への、広報の意識の高さが分かるというものだ。
習近平氏は、その記者団また普通の人々への接し方が、10年間にわたり最高ポストにあった胡錦濤氏の、皆がもう慣れているやり方とは大きく異るとことをデモンストレーションしてみせた。
新しい党最高指導者のスピーチにおけるおいて、私が最も明るい印象を受けたものは受けたことは、そのスピーチのなかに中国の公文書によく見られる言葉や言い回しが少なかったということだ。
習近平氏は民衆がリアルに心配していることについて語った。つまり汚職との闘い、その他深刻な社会的問題の解決法について。これら全てが中国で人気のある考え方、中華民族の再興復興を背景に押し出された。
また調和社会、会話社会という抽象的な概念も習近平氏の口にかかれば、全く明瞭な境界を持ち、一般の人にも分かりやすい形で言葉で語られた。

習近平氏の(?)説を紹介する。
「我らの国民は生活を愛し、よりよい教育、より安定的な仕事、より高い収入、より願わしい社会保障、医療レベルの向上、より快適な住環境、美しい自然環境を求めている。また子供たちがよりよく育ち、よりよく働き、よりよく生きることを。民衆の願いはよりよく生きることだ。この目的のために私たちは闘うのだ」

このプログラムを具現化していくことが新しい世代の指導層の課題だ。示唆的だったのは、貴賓席で習近平氏のすぐ後ろにいたのが李克強、現在の国務院常務副総理であったことだ。以前ナンバー2は国会の長であり、政府の長ではなかった。
あらゆることから判断して、このことは習近平氏とその仲間たちの作業の焦点が政府の側に移っているということを物語っている。中国経済が現在直面している問題、またより積極的な社会政策が必要であることに鑑みれば、全く分かりきったことである。習近平氏は演説のなかでそう述べた。

習近平氏が現在、既に中央軍事委員会主席を極めていることは極めて重要なことだ。江沢民氏から胡錦濤氏への、権力継承の際には胡錦涛氏が軍のトップを務める(?)
までには、総書記就任から2年の間があった。(?)中国の権力は今、中国共産党中央政治局にコンパクトに集中している。そして習近平氏自身にも、政治的なまた軍事的な権力も全てが与えられたのだ。

「スピーチにおけるおいて」は意味不明
「一般の人に分かりやすい形で言葉で語られた」リスナーが聴きやすい喋りでお願いします
(?)は新人男性アナウンサーが何を言ってるのか不明。今回は特にしどろもどろでめちゃくちゃな喋りです。これくらいひどいと普通なら録り直す

習近平―共産中国最弱の帝王
クリエーター情報なし
文藝春秋

11月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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