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ウクライナ・グルジアからのロシア人外交官の追放に関連してラブロフ外相のコメント

2009-07-27 | ラジオ
ロシアの外交官がウクライナやグルジアから追放されたことに付
いて、ロシアのラブロフ外相は記者団を前に声明を表し、これは
扇動行為である。こうした非友好的な行動には報復措置が必ず
講じられるだろうと述べた。

外相は今回の行動はアメリカのバイデン副大統領の、ウクライナ
とグルジア訪問に併せて取られたものだと指摘したうえで、しか
しこうした措置を講じるための根拠は、全く見当たらないと強調し
た。

ラブロフ外相はまたウクライナに関して言えば、外交官の追放は
ウクライナ政府の意思を反映したものではないとの考えを示し、首
謀者はロシアに関するカードを内政問題に利用しようとしている。
これは悲しいことだと強調した。
ウクライナはロシア領事館で働く、ロシア黒海艦隊の(?)友好に関
する問題を担当するルイシェンコ参事官を追放したが、これに付い
てラブロフ外相は、こうした決定を説明できるような根拠が見つか
らない。
従ってロシアはこれを、ロシアに対するウクライナ現政権の非友好
的な行動の一つとみなしていると述べた。
さらに外相は今回のような外交的な挑発行為は、今の政治的雰囲
気に合致したものではないと見方を示し、次の様に語っている。
「オバマ大統領のロシア訪問で、幾つもの合意が達成されるなどヨ
ーロッパや世界の国際関係において、肯定的な変化が見られるこう
した時期に、この様なイニシアチブが取られたことは極めて遺憾。
現在の良好な雰囲気は過去数年間に生じた問題解決を、促進する
ものとなるだろうと考えていたが、この様な変化を望まない者がいる
ようだ。
一方で当然のことながら外交というものは、(?)もののようである。
非友好的な行動に対しては対抗措置が講じられるだろう」
ラブロフ外相は、この様に述べている。

ウクライナ、グルジアからロシアの外交官が追放されたことに付いて
ラブロフ外相は、コメントするのさへ憚られると前置きした上で、明白
な扇動行為としか表現のしようがない。悲しいことだが関係正常化は
責任ある人物が決定を下すようになるまで待つしかないと述べた。

一方グルジアは今から3ヶ月前に、ロシア領事館の職員の入国を許可
しなかった。
このときロシアは国際的な慣例に従って、これに対する対抗する措置
としてモスクワから、2人のグルジア人外交官を追放した。
このときグルジアはロシアに対し、問題を誇張して捉えないよう要請して
いたが、アメリカのバイデン副大統領のトビリシ訪問に併せ、グルジアは
この3ヶ月前の事件を掘り起こし、これを再びスキャンダルに仕立て上げ
ている。

(?)は聴き取れず

7月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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