人類にとっての世界の終わりの脅威がまた出現した。2013年2月15日、グリニッジ時間で19時25分、モスクワ時間で23時25分、地球に小惑星DA14が接近する。
学者たちの計算によると、最接近時の地球との距離は3万km以下だ。専門家たちは、これほどの規模の天体がこれほど近い距離を通過することは、初めてのケースだと語っている。
DA14の直径は約50m、重さはおよそ13万トンだ。こうした小天体は地球近傍を年間数個、通過している。
こうした点について、ロシア科学アカデミー宇宙研究所ズヴェニゴロド天文台のバラバノフ所長は、ロシアの声に次のように語っている。
「地球近傍を飛び、あるいは地球に降り注ぐ可能性のある天体は数多ある。1mクラスの小惑星の地球への落下というのは相当ありふれた現象なのだ。2008年にもこうした小惑星が地球に落下したが、何らの異常事態も引き起こさなかった。小惑星は割れ砕け、あとには破片が残った。
ただし小惑星DA14は、やや大型であり、その軌道、その物理的な特性、たとえば直径は、まだはっきりと分かっていない。2013年の地球への接近の後、この小惑星が本当に危険なものになるかどうか、今言うことは不可能だ」
専門家のコメントを紹介した。
※小惑星が地球に接触することはない(2)へ続く
1月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
学者たちの計算によると、最接近時の地球との距離は3万km以下だ。専門家たちは、これほどの規模の天体がこれほど近い距離を通過することは、初めてのケースだと語っている。
DA14の直径は約50m、重さはおよそ13万トンだ。こうした小天体は地球近傍を年間数個、通過している。
こうした点について、ロシア科学アカデミー宇宙研究所ズヴェニゴロド天文台のバラバノフ所長は、ロシアの声に次のように語っている。
「地球近傍を飛び、あるいは地球に降り注ぐ可能性のある天体は数多ある。1mクラスの小惑星の地球への落下というのは相当ありふれた現象なのだ。2008年にもこうした小惑星が地球に落下したが、何らの異常事態も引き起こさなかった。小惑星は割れ砕け、あとには破片が残った。
ただし小惑星DA14は、やや大型であり、その軌道、その物理的な特性、たとえば直径は、まだはっきりと分かっていない。2013年の地球への接近の後、この小惑星が本当に危険なものになるかどうか、今言うことは不可能だ」
専門家のコメントを紹介した。
※小惑星が地球に接触することはない(2)へ続く
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