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誰がケネディーを殺したのか(1)

2013-08-28 | ラジオ
ケネディー大統領暗殺事件の新説、新しい説を唱える本、『ケネディーを殺した人間。L・ジョンソンの帰結に異議を唱える』が出された。
執筆したのはニクソン元大統領の補佐官を勤めた、ロジャー・ストーンという人物だ。この本はケネディー大統領の殺害の裏にいた真犯人について、再び問題を投げかけている。著者のロジャー・ストーン氏は、ロシアの声からの特別インタビューに対し、罰せねばならないのはリンドン・ジョンソン副大統領だと断言した。
ケネディー大統領の暗殺は事件の起きた1963年11月の22日から、ほぼ半世紀が経とうとしているにも関わらず、アメリカの人たちにとっては、20世紀の最大のミストリー(?)のひとつで有り続けている。
ストーン氏は、世論調査の結果から、アメリカ国民の高齢者の大半がケネディーの暗殺の企てが、あったと考えていることが分かるとして次のように語っている。
「リンドン・ジョンソンにはモチーフ、手段、可能性があった。アメリカ議会のケネディー暗殺究明委員会は1978年、企てはあったという帰結に達した。このなかには組織的犯罪であったことが書かれている。唯一の『NO』は、その犯罪を誰が犯したかについて、誰も口を割らないということだ。犯罪の隠蔽が行われたという紛れもない証拠はある。ですから時間が経過すれば全ての道は一つの点に結ばれる。その行き着く先はリンドン・ジョンソンだ」
ロジャー・ストーン氏は、このように答えている。

1963年11月、リンドン・ジョンソンが汚職に関与した疑いを調べる、2つの捜査が開始される筈だった。一つの捜査は上院が、そしてもう一つは法務省が行う予定だった。
両方のケースでジョンソンには社会の激しい叱責を浴びる危険性があり、告訴、禁固刑に至ることも考えられた。それだけではない。
ケネディーはジョンソンを副大統領の職を解き、代わりにノースカロライナ州のテリー・センフォルド知事を就けようとしていた。こんなわけでジョンソンは絶望的な状況にあった訳だ。
ストーン氏はこのため、ジョンソンには犯罪の動機もあり、撃ったのもジョンソンに近い人物だったとして、さらに次のように語っている。
「大統領を撃ったのはリー・ハーヴェー・オズワルドではなく、マルコルム・マクロルスという男だ。これはリンドン・ジョンソンの戦友であり、長い期間にわたって同僚だった人物だ。私が挙げる証拠は弾が撃たれたビルの6階、狙撃兵のいたニッチにあったダンボールの箱に、マクロルスの指紋が発見されたということが根拠となっている」
ストーン氏は、このように語っている。

「ミストリー」とは何ぞや
誰がケネディーを殺したのか(2)へ続く

ケネディを殺した副大統領―その血と金と権力
クリエーター情報なし
文藝春秋

5月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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