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今後の露日関係に付いて

2007-09-27 | ラジオ
9月25日、日本の福田康夫自民党新総裁が、国会で首相指名選挙により
首相に指名された後も露日関係は悪化しない。
ロシア当局の代表者や政治学者、専門家らはモスクワでこの様な確信に
満ちた見解を示した。
これに関連しロシアの声の政治評論委員は、次のようにコメントしている。
この確信は日露の二国間関係を、価値あるものへと発展させていこうとい
うロシア政府と、日本政府の意欲から来ているものだ。

これは先週ソチで行われたバルダイ会議で、最近日本との関係正常化が
強まっていることを受け、プーチン大統領が述べたものだ。
プーチン大統領はソ連が国交正常化を望んでいたということを特に強調し、
また法的には1956年の日ソ共同宣言が、二国間の戦争状態に終止符を打
ち、外交関係を快復したと指摘している。
プーチン大統領は我々は全ての問題が解決することを望んでいる。そして
それは決して不可能な問題では無い。
今、友好関係にある日本側からも、妥協策を探していきたいと考えていると
述べた。

近年日本政府はロシアとの全面的な協力発展に、特に極東と東シベリアの
経済的関係の促進に、特別な意味を与えていた。
ロシア政府もまた、日本との経済関係の促進に賛成しており、特にサハリン
州と北海道との関係を含めた、日露の経済的結び付きの強化を始めとし、ロ
シア極東と日本との関係の構築に、大きく貢献していると考えている。

政治面を含む露日関係の信頼できる互恵関係の障害となっているのは、ロシ
アと日本との間に平和条約が結ばれていないという考えだ。
この問題に関するロシア政府の立場は、よく知られているところである。
ロシアは相互に受け入れ可能な歩み寄りによって、日本と平和条約を締結す
ることに賛成しており、これまでもそしてこれからも、先ずはロシアの国益に叶
う形でロシアと日本の、国境確定問題に付いて解決する用意がある。
これはロシア政府が誇示していて、変えるのつもりの無い基本的な方針なの
だ。

さらにプーチン大統領は、日本と相互に受け入れ可能な方法で、平和条約を
締結するための努力は、今後のロシアの下院選挙や大統領選挙後も継続さ
れていくだろうと述べた。

9月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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