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外相辞任で危機に陥る管政権

2011-03-11 | ラジオ
前原誠司氏の外相辞任に伴い、日本国内で新たな政治危機が生じている。
管首相の退陣と任期満了前の議会選挙を求める声が高まりを見せている。
新しい外務大臣には、松本剛明外務副大臣が昇格した。
管首相の人気は、これまでになく落ち込み、世論調査によると今の政府を支持している人々の割合は24%に過ぎず、51%もの人々が退陣を望んでいる。

不景気、年金改革の破綻、GDPの2倍にもなる巨大な国の借金。
こうしたことに対する現政府の責任を問う声が強まっており、また対外政策の分野でも数々の重大な失敗を犯したとの非難が高まっている。

ロシアの日本研究センター長は、現政権はロシアとの関係を、さらに複雑で困難なものにしてしまったと指摘し、次のように続けた。
「議会で野党側は管首相が不用意な発言で、ロシアとの関係を急激に悪化させたとして、首相を非難しまた批判している。そうした非難を浴びせているのは自由民主党だ。自由民主党もソビエト時代、そして今もそうだがロシアは南クリル四島を日本に返すべきだと強く主張してきた。
しかし当時対話は、もっと穏やかな雰囲気のなか、より建設的な方向でなされていた。
確かに前進はなかったが、あのような非外交的な言い方をすることは決してなかった。管首相はメドヴェージェフ大統領の国後訪問に付いて『許し難い暴挙』と呼んでいる。この首相の攻撃的な発言が露日関係を冷却化させてしまったの
だ」
センター長は、このように指摘している。

管内閣は一年弱の間に、中国や韓国との関係も損なった。
日中が領土問題を抱えている東シナ海の日本名「尖閣諸島」海域での、中国の漁船をめぐる事件によって、日中間の政治的な関係は冷戦時代へと逆戻りしてしまった。
一方、韓国政府も日本政府が日本名「竹島」への、右翼団体の活動家の船の立ち寄りを奨励しているとして、何度も繰り返し激しく抗議している。
竹島は韓国軍のコントロール下に在り、領土をめぐって日韓の主張は食い違っている。

自国民の民族感情に火をつけようとするような、日本政府の試みは隣国との緊張を高めるだけだ。
野党はそうした方法を必ずしも用いた訳ではなかった。彼らは管政権の近視眼的な政治姿勢、また政治的に充分な(?)そして技能を持たないことを強く非難している。

(?)は電波が弱くなり聴き取れず

民主党政権では日本が持たない
クリエーター情報なし
PHP研究所

3月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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