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南北両朝鮮における核問題

2010-11-26 | ラジオ
韓国は総発電電力に占める原子力の割合が40%となっているが、高レベル放射性廃棄物の保管場所の不足に悩まされている。
その状況を打開するため現在の韓国政府は、使用済み核燃料の再処理プロセスを開始することを望んでいる。

狙いは使用済み燃料から高速増殖炉向けの燃料を取り出し、核廃棄物の量を削減することにある。しかし問題は再処理を通じて取り出されたプルトニウムは、発電所だけではなく、核兵器製造のためにも転用され得るということだ。
また韓国における核開発計画は、北朝鮮よりも長い歴史を持っている。1970年代には当時のパクチョンヒ大統領が、核兵器の開発を試みている。
その後、韓国の核開発計画は中止されたとされているが、どのような段階まで進んでいたのか、またそれを再開することは可能なのか知るすべはない。

また北朝鮮からも警戒すべき情報が入ってきている。アメリカのスタンフォード大学のヘッカー教授によれば、北朝鮮において短期間のうちに近代的なウラン濃縮施設が建設(「けんせっつつ」って何だ)されたということだ。
ヘッカー教授は、その施設では核兵器に転用可能なウランを大量に製造する能力を持っていると述べている。北朝鮮は2006年および2009年にそれぞれ地下核実験を行っている。北朝鮮を訪問したヘッカー教授と、もう一人の匿名のアメリカ人

専門家がウラン濃縮施設を訪れたのは先週のことだ。
そこではウラン濃縮のために用いられる、遠心分離器が備えつけられていたようだ。北朝鮮での高い秘密性および情報の非公開性を考えてみれば、当然次ぎのような疑問が生まれる。
それは、どうしてヘッカー教授らがその施設の見学を許されたのか、ということだ。アメリカから新たな譲歩を引き出すためなのだろうか、それとも実際に北朝鮮は核開発のテンポを速めているのだろうか。

ロシア科学アカデミー東洋学研究所のヴォロントフ氏は、アメリカ側からの情報は注意して検討する必要があると述べている。
「北朝鮮政府は実験用の軽水炉を建設(この男性アナウンサー「つ」が弱いのかね)するつもりだと声明している。
軍事的計画とはあまり関係がない。さらに疑問となるのは、最近ヨンビョンを訪れた国際使節団(視察団ではないらしい)は、現在問題となっているなことを何一つ指摘してはいないということだ。
もしもアメリカ側の情報が正しいとしても、結論として引き出せることは、北朝鮮は未だ兵器転用可能なウラン製造からは程遠いということだ。その製造のためには、何万もの遠心分離器が必要だからだ」
ヴォロントフ氏は、現在最も焦眉の問題となるのは朝鮮半島における、核問題に関する6ヵ国協議の再開であると述べている。

韓国男性に恋してはいけない36の理由

金 智羽
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なかなか面白い男性アナウンサーだ

11月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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