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夢を動画撮影

2013-05-16 | ラジオ
日本の研究者たちは、他人の見ている夢を覗き見る方法を編み出した。奈良市の国際電気通信基礎技術研究所の研究者たちは、人間の意識下を覗き、ゆみ(?)の内容を解析することに成功したと発表した。その次なる目的は夢を映像として録画することだということだ。
夢は脳の活動の中でも最も研究が未開拓の分野に数えられる。日本の研究者たちは、この分野の研究を前に推し進めようとしてきた。実験に3人の男性が招かれ、特殊な機械をつけて眠ってもらい、脳の活動が調査された。いわゆるスピーディーな睡眠の間はまぶたの下で眼球が早く動き、脳には活発なプロセスが固定される。このとき被験者は起こされ、夢で何を見ていたのか答えさせられた。
被験者らは実験で、それぞれ、さいかう200回(?)も起こされ続け夢の内容を語り続けた。このあと研究者たちは被験者の話と、活発なゾーンの分布と動きぐあいとを比較し、結果として最高7割の精度で夢の内容を、したく的(?)に確定するコンピューターソフトの開発に成功した。

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心理療法士のトレチヤク氏は、日本の研究者たちの発見は実践的な広く応用しうるものだとして、次のように語っている。
「まずこれはスピーディーな眠りを、その中で起きているプロセスから見て研究することができるものだ。これによって自閉症や分裂症、内因性抑圧などの症状を客観的に分析することがこの先可能となるだろう。抑圧を受けているとき、脳のなかで夢の苦しい内容がある種の役割を演じているのではないかという仮説がある。
スピーディーな眠りは非常に緊張した悪夢となり、抑圧を受けている患者は疲れ、悲しい気持ちで目覚める。こうしたすべてが解明されるかもしれない。このほか、これによってテレパシーの通信コードが解明できるかもしれない。これは以前ならほとんど実現不可能なこととされてきたものだ」
心理療法士は、このように語っている。


日本人研究者たちが次に設定する目標も、これに劣らず実現化には程遠いだろうと思われる内容だ。彼らは眠りの他の様相も解読し、意識下で見ている映像を動画化する機械を作ろうとしている。
ロシア夢治療協会のブズノフ会長は、夢の映像を音、登場人物、状況の詳細とともに完全に写し取ることに成功したならば、正真正銘のビデオ映画ができるだろうとして、次のように語っている。
「初めて人間の夢の動画撮影に成功した人はノーベル賞を受賞するのではないだろうか。もちろん特殊班がこれを禁じなければの話だが。他人の夢を掘り下げはじめたら、かなり大変なことになると思う。夢にはエロティックなものもあるのだから、それを録画して再生したらどうなるだろうか。その人が重鎮の政治家だったらどうでしょう。これは本当に大問題になりかねない」
会長は、このように発言している。

とはいえ、こうなるまでにはまだ時間がかかる。基礎科学の研究者らの間には、今回の発見については日本の科学者たちは、いささか誇張して発表していると捉える声もある。
心理分析士のアヴァクーモフ氏は、この発表のあり方について研究に注目を集め、この先の研究費を得ようとしたのではないかとして、次のように語っている。
「たしかに実験は行われ、脳の数箇所で眠りの最中に活性化が行われている様子が研究され、被験者の大半にどういった現象が多く見られるか、という記事が公表されて、だれだれの脳がこんなふうに活性化したときに、こうした夢が見られたという報告があったが、それ以上のものではなかった。夢を映像化できるなどというのは、まだ時期尚早な話だ」
心理分析士の話だ。

こんなわけで、今のところあなたの夢に誰かが侵入してきて、それを読み取ろうということはない。みんな枕を高くして眠ることができる。それでも、ゆっくり眠っているのも今の間の話だ。携帯電話だってかつては夢のようなお話だったのですから。

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