1010 Radio

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ロシアの声(12月18日放送)

2005-12-19 | ラジオ

●プーチン大統領は保養地ソチで記者団と懇談し、月曜日にモス
 クワでウクライナのユーシチェンコ大統領と会談するとした。
 会談ではエネルギー問題に付いて意見が交わされる見込で、会
 談にはロシアのフラトコフ首相も出席する。
●ウクライナのユーシチェンコ大統領は、もしウクライナが経済的な
 独立を望むのであれば、遅かれ早かれ天然ガスや石油を市場価
 格で購入するようにならなければならないと述べた。
 尚、土曜日、国民に向けたメッセージで、ロシア産ガスの価格の
 段階的な値上げに同意し、この問題がウクライナ、ロシア関係に
 影響を与えるようであってはならないと強調した。

●ロシアの外務次官はロシアはCIS枠内での統合と、CIS諸国とNA
 TO諸国との総合行動を対比して捉らえていないとし、CIS空間はひ
 とつのまとまった文化的また歴史的な共同体であり、CISを構成す
 る国々の市民の殆どは、その強化に関心を抱いてると述べた。
●香港でロシアのグレフ経済発展相は、ロシアは来年初めにロシア
 のWTO枠内で双方の、あらゆる交渉が終了するよう願っているとし
 た。

●アメリカのブッシュ大統領は恒例国民向けのラジオ演説で、市民
 の電話の内容を盗聴するプログラムの効力を、一時停止するつも
 りの無い事を明らかにした。ブッシュ大統領はこのなかで、プログ
 ラムはアメリカの法律と憲法に矛盾しているものではないとの考え
 方を示している。2001年9月にプログラムが導入されてから、その
 効力は30回以上延長されている。
 一方アメリカ上院は愛国的法令として知られている、テロリズムと
 の戦いに関する法律のいくつかの条項、具体的には権力当局が
 電話の内容を自由に盗聴したり、また個人のビジネス企業情報に
 目を通したりする権利を認める条項の効力の期限の延長を退けた。
 アメリカの上院議員たちは、これらの条項はアメリカ人の個人的な
 生活を犯すものだと考えている。

●中国での化学工場爆発事故で発生した有害物質が、金曜日の夜ア
 ムール川に流れ込み、現在ハバロフスクから163kmの地点にまで迫
 っている。ロシア連邦極東のユダヤ自治区の村で、水質調査を行っ
 ている職員からの得た情報として、水質環境問題研究所が伝えたと
 ころでは、今日アムール川の水域で初めてニトロベンゼンの許容濃
 度を超えたことが確認された。また専門家によると汚染された水は、
 水曜か木曜にはハバロフスクに達すると警告している。
●イラク当局者の話しによると、イラク議会選挙実施に関連して閉鎖
 していた国境を開くことになった。ただしシリアとの国境は当分閉鎖
 されたままで、開かれるのは少し先のことになる。

●レバノンのハリリ元首相の殺害事件を調査している、国連の国際委
 員会委員長はハリリ元首相の殺害にシリアが関与していたとし、シ
 リアを初めて強く非難した。
シリアとレバノン―中東を揺さぶる二つの国

東洋経済新報社


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●ベルリンで行われたボクシング、WBAスーパーヘビー級タイトル戦で
 アメリカ選手を破り、ロシア人として初めてスーパーヘビー級チャンピ
 オンになった。



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