1010 Radio

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ラジオ・タイランド(12月24日放送)

2007-12-26 | ラジオ
●23日行なわれた下院総選挙で、タクシン氏支持派のパランプラチャーチョン
 党が第一党となる見通し。
 昨年9月のクーデター後、初の総選挙となった、23日の午後10時過ぎ行なわ
 れた下院総選挙の開票速報を発表した。
 その結果によると480議席の内、タクシン支持派のパランプラチャーチョン党
 が228議席、旧野党の民主党166議席、チャートタイ党が39議席、プアペンデ
 ィン党が26議席、ルアムジャイタイチャートパタナー党が10議席、マチマーティ
 パタイ党が7議席、プラチャーラート党が4議席と発表した。
 今後パランプラチャーチョン党と民主党とが、他の政党との連立工作に動くと
 見られている。
 パランプラチャーチョン党サマック党首は昨日、記者会見を行い、大多数の議
 席獲得で、首相就任にサマック氏を指名した。
 事実上の勝利宣となった記者発表の席で、過半数に近い議席を獲得できたこ
 とで、私が首相になることは何の問題も無く、それが阻止されることは民主主
 義への冒涜だした。
 また安定した民社主義政治の為にも、政策に同調できる政党には連立政権に
 参加してもらいたいと呼びかけた。

 パランプラチャーチョン党はタクシン前首相の元タイ愛国党の党員が多く移籍
 しており、タクシン政権の関連政党だと言われている。
 サマック党首はタクシン前首相からは、選挙の勝利に付いて御礼の言葉が電
 話であっただけと説明した。
 しかしタクシン政権時代に実施された村への助成金支給や、定額での医療保
 険制度など、タクシン政権時代からの政策は引き継ぐとしている。

 またサマック党首は多くのジャーナリストが、軍事クーデターで死んだも同然だ。
 パランプラチャーチョン党を不当に弾圧し、選挙活動を妨害し、不平等な報道
 された。
 今回の選挙結果は国民の意見が軍の弾圧に向け、強烈なメッセージとなって
 現れた結果だと強い口調で述べた。AX

●23日の下院総選挙で第二党となる見通しの旧野党民主党のアピシット党首は、
 当日夜、党本部で記者会見を開いた。アピシット党首は第一党が確実とされる
 タクシン前首相支持派のパランプラチャーチョン党の連立政策を見守る方針だ
 と発表した。
 第一党となったパランプラチャーチョン党だが、下院議員480議席の内228議席
 しか獲得しておらず過半数には届いていない。
 また安定した政権には、300議席が必要とされていることから、パランプラチャー
 チョン党が積極的に他の政党へ連立を働きかけると見られている。
 
 アピシット党首はパランプラチャーチョン党が、他の政党との連立に失敗した場合、
 自身の民主党を軸とする連立政権発足を目指す考えであることを明らかにしてい
 る。

●スラユット首相は全ての政党に選挙結果を受け入れるよう求めた。
●中央選挙管理委員会は、投票率は70%以上だったことを報告した。





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