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国際会議・サハリンの石油ガスの話題に付いて

2007-10-13 | ラジオ
ロシア極東地域に新たな国際的な燃料市場が形成されている。
9月4日から5日かけてユジノ・サハリンスクで開催されている国際会議
「サハリンの石油ガス」では、この地域の石油ガス産地の開発とパイプ
ラインインフラの発展がテーマとなっている。
この会議に関連してロシアの声の評論委員は、次のようにコメントして
いる。
この会議は毎年開催されているが、今回は特に会議への関心が高まっ
ている。
ロシア極東地域のエネルギー的な潜在に付いての、最新の情報を得る
ためにアメリカ、日本、中国、イギリス、欧州連合、ラテンアメリカの石油
ガスビジネスのマネージャーや環境学者、銀行関係者など300人を超え
る参加者が会議に出席している。

極東地域のエネルギー開発に関するロシアの戦略においては、この地
域の社会的、経済的発展を活性化すること。
そしてロシア産石油ガスを確実に輸出させるために。外国のパートナー
に新たな保障を与えることが目標となっている。

すでに現在アメリカ、イギリス、日本、インド、インドネシア、マレーシアを
はじめとする10を超える大手企業が、極東の大陸棚で石油ガスの採掘
を行っている。
またこれとほぼ同じ数の会社が、今回の会議で新たな産地の開発をめ
ぐる入札に参加する意向を確認している。

ロシアでのビジネスは、外国企業に利益をもたらすと同時に、ロシアの
石油ガスをめぐる競争においては、ロシアで活動する外国企業のチャン
スが高まっている。

会議に先立って1年の間に極東では、世界で2番目の規模の液化ガス工
場が(?)生産を開始した。
この工場は来年の夏にも、本格的な生産を開始するが、ここで生産され
る液化ガスは、すでに日本、韓国それにアメリカに輸出されることが決ま
っている。
またこれに次いで外国投資家たちが注目しているのが、東シベリアと太
平洋を結ぶ石油パイプラインだ。
プリモーリエ沿海(?)地方では(?)の新たな拠点の建設、特に港湾インフラ
と河口インフラの建設が予定されている。

東シベリア太平洋パイプラインの最初の1300キロを敷設した会社社長は
、このパイプラインプロジェクトは外国投資家にとっても、またロシアの石
油業者にとっても、完全に信頼のおけるものであることが示されたとして
次のように述べている。
「これは(?)が知ることの無いプロセスで、パイプラインは間違いなく建設さ
れます。これは難しいプロジェクトだが、パイプラインが完成することに疑
問を挿む余地は無い。着工するまではこのパイプラインを通じて、実際に
石油が輸送されるのかどうか、疑問視する向きもあったが、そうした疑問
は根拠の無いものだ」
社長はこのように述べている。

今回の国際会議「サハリンの石油ガス」では、東シベリアおよび西シベリ
アの油田ガス田開発プロジェクトが紹介され、中国その他のアジア・太平
洋諸国に輸出されれるための石油が、確実に存在することが説明された。

(?)は聴き取れず

9月5日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル




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