1010 Radio

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ラジオ・タイランド(3月28日放送)

2008-03-30 | ラジオ
●サマック首相は人民の力党内で、憲法改正に関する意見の相違が見られるこ
 とは、民主主義の表れだと述べると共に、首相自身は憲法改正を支持するとの
 立場を表明した。
 サマック首相は憲法を全面的に見直し、修正を加えるつもりであることを断言し
 ている。
 資産調査委員会に付いて定めた309条に付いては、改正の必要はないとしなが
 らも、政党の解党や党幹部の公認権停止を定めた237条の改正は、次の総選
 挙に優越となることから、改正に同意するとの考え方を示している。
 サマック首相は憲法の改正は、特定政党の解散を回避することを目的としたも
 のではないと強く述べている。
 人民の力党の東北部選出の議員らが、憲法改正を求める署名を集めようとして
 いる事に関しサマック首相は、有権者の署名を集めなくても、政府は議会に対し
 憲法改正を要求することが出来ると述べている。

●28日、タンマサート大学の講堂で集会を行なっている民主市民連合は、今日の
 集会は長引くことは無いと断言している。
●(?)保護財団と僻地で勤務する医師の団体、それにガン患者及びAIDS患者のネ
 ットワークの代表者らが集まり、上院議長に対し保健大臣の罷免を求める書類を
 提出した。
 この書類には保健大臣の罷免を求める2万人の有権者の署名が集められている。
 グループらは保健大臣が薬品の特許協定実施の見直しを決めたことは、国に大き
 な損害を与えることから保健大臣を罷免されるべきだとしている。

●報道によると、現在イギリスで自身が保有するフットボールチームの経営に携わっ
 ているタクシン元首相が、4月10日に予定されているタイへの帰国に向け準備に取
 り掛かっているとした。
 この帰国はバンコク市内の国有地、不正取得疑惑に付いて、最高裁で開かれる第
 ニ回目の公判に出廷することが目的とされている。
 最高裁は前回の初公判でタクシン被告に対し、タイから出国することを認めたが4月
 11日に再び出頭するとよ命じていた。
 消息筋によるとタクシン被告は、彼の弁護団との公判準備をするため、予定を早め
 て帰国することになるかもしれないとされている。
 今回の帰国でのタイ滞在期間は、どれ程度になるののかはまだ分かっていない。

●チェンマイ県知事は同県を覆っていたスモッグの問題は、許容レベルにまで回復し
 た事を強調した。
防災局局長は、このところの全国的な気温の上昇に伴い、干害施設から離れた場
 所などを中心に、干ばつの被害に見舞われている地域が広がっていることを明らか
 にした。
 局長によると多数の国民が飲料水や、農業用水の不足した状況に置かれているとし
 ている。





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