1010 Radio

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ラジオ・タイランド(2月20日放送)

2009-02-22 | ラジオ
●首相府大臣は19日、政府広報局の運営方針を発表した。
 首相府大臣はそのなかで国営テレビ局のNBTは、国民のためになる質
 の高い番組を制作することを常に意識する必要がある。
 国営放送局は国民が関心を持っている事柄を、よく取り入れた新たな番
 組を放送し、国の発展のための前向きな討論の場として役立つようにす
 るため、これまでの民間企業との共同製作番組の放送を中止する前に、
 先ず国民の間に信頼を築かねばならないとした。
 首相府大臣はこれまでNBTの番組を委託制作していた、デジタルメディ
 アホールディング社との契約解除に伴い、空白となった番組枠を埋める
 ため3月1日から4月1日の間は、政府広報局が独自の番組を制作し、そ
 の間に政府の方針に沿い、透明性を確実にするための新たなメディアパ
 ートナーを選別する枠組みを設定する予定であることを明らかにしている。

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●バンコク都庁はこれから水不足が起こる可能性に備え、都民の負担を軽
 減するため、地元住民や農業部門向けのユーティリティーセンターを設置
 した。
 バンコク都庁の副助役はこれに付いて、都では首都水道公社や干害局、
 天然資源局その他の関係機関と協力し、水不足への対策を講じている。
 首都水道公社ではすでに水不足となる危険性が高い地域に対し、24時間
 体制で水の追加供給を行っていることから、都は深刻な水不足となること
 を予防するため、首都水道公社からの水を利用することにしている。
 またチャオプラヤー川からの水も都内に在る、約1万5千ヘクタールの農地
 に供給し、家畜や農作物への影響を最小に抑えるために、すでに備蓄され
 ていると述べている。

 都庁ではすでに一般利用向けに7億5千万立方メートルの水を備蓄しており、
 それ以外にも3億3千万立方メートルの水を海面の上昇による影響を防ぐた
 めに確保している。
 バンコク都庁では乾燥したシーズンが終わるまで、今後も関係当局機関との
 協力体制を維持することにしている。

●第14回ASEANサミットの会場に続く、道路の補修工事と景観の改善工事が
 90%以上まで進んでいる。
 この工事は1億バーツの予算をかけ、国道局が実施している。

●商務省の発表によると今年の1月の輸出高は104億9600万ドルで、これは前
 年対比で26.5%のマイナス成長だとしている。
 商務省の事務次官によると1月は農産物、工業製品など全ての品目で輸出が
 落ち込み、輸出の伸びがマイナス成長となったのは昨年の11月に20.47%のマ
 イナス成長となって以来、3ヶ月連続となった。
 主要産物の中で輸出額と輸出量の両方で、輸出の割合が減少したのは米、ゴ
 ムそれに砂糖、また主要工業製品で輸出高が20%以上減少したのは電気製品
 エレクトロニクス製品、自動車とその部品、プラスチック製品、家具、玩具などと
 なっている。

 一方輸入も911億8800万ドル相当で、これは37.60%のマイナス成長となってお
 り、輸入がマイナス成長を示したのは2ヶ月連続となる。
 1月の輸出が26.5%のマイナス成長となった原因に付いて、事務次官は世界的
 な景気の問題と多くの国が、これまで在庫として抱えていた品物を利用し輸入
 量を減らしたことを挙げ、今年の第1第2四半期は世界経済の動向から、輸出の
 落ち込みが続くだろうが第3第4四半期には再びプラス成長に転じるものと期待
 している。
 商務省では今年の目標としている、昨年並みの輸出高を上げることが出来る様、
 努力を続けるつもりだと語っている。


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