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国連に秘密刑務所の存在を疑われたロシア

2010-03-08 | ラジオ
国連人権会議はロシア領内に秘密刑務所が存在するとしてロシアを非難した。
人権会議のこの報告書は多くの国々の抵抗にも関わらず、すでに1ヶ月間にわたってインターネット上に掲載されている。
3月8日に開かれる国連の定例会議の場で、この問題が取り上げられる見込みが高い。

報告書によるロシア関連の記述に対し、西側からはスキャンダラスと性急な反応が出ているものの、ロシア側は内容は事実無根だと主張している。
欧州連合の欧州弁護士評議会のロシア代表は、この報告暑は偏見に満ちたものだとして次のように語っている。
「裁判所の判決無しに(???を拘束する秘密刑務所が存在すると(???)をかけられ、非難を浴びている国は非常に多い。

メドヴェージェフ大統領も人権を阻害する人々を非難した声明で、地下牢のような存在に付いて言及したが、こんものが本当にあるのだろうか。
チェチェンや北カフカスの共和国には、個人がこうした地下牢を抱えている例が多々あり、これを私達も摘発することに全力を挙げている。
しかしながらこうしたものが国連の報告書(女性アナウンサーは「報告者」と言う)」国が法に反して市民を拘束する秘密刑務所に何の関係があろうというものだろう。
ロシアにはこうした場所がないことに付いては、私は何の疑いも持ってはいない」
欧州弁護士評議会のロシア代表は、この様に述べている。

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同代表はロシアをこのように名指しした非難は、他の問題でロシアが譲歩するように圧力の手段として用いられているのではないかと語る。
残念ながら実際こうした駆け引きが行われる例は少なくない。

ロシア人権センター・メモリアル所長は、報告書には確固たる事実も書かれているとして、その一つとしての北カフカスでの市民の誘拐および不法な拘束が行われる場合を指揮した。
「ここ数年カフカスの状況は多少安定してきているが、それでも武装兵士が白昼堂々、市民を拘束する例が後を絶たない。
こうした兵士を乗せた車が検問所を通過しても、誰も車内を調べようとしないのだ」
ロシア人権センター・メモリアル所長は、この様に述べている。

こうした事実があるにしても報告書の作成者らは、異なる概念を混同している。
国際関係研究所のポノマレバ氏は報告書の内容から判断すると、彼らは今のロシアがカフカスの状況に付いて、正確な状況は掴んでいないようだとして次のように語っている。
「実際これは大規模なテロ対策の軍事行動が取られたときから、留めが刺されていない武装兵の犯罪に行為に付いての話だって、その当時はカフカスのなかでもも(???)の地域までは、国のコントロールは及ばなかった。
しかしながら現在の状況はこれとは異なる。今ではチェチェン、(???)、ダギスタンでも、こうした秘密刑務所が存在するとは考えにくい。
国連は正確な証拠を出して貰いたい。その上で我々自身も、その信憑性を調査できるというものだ」
ポノマレバ氏は、この様に語っている。

この様にロシアの専門家達は、然るべき分析と法的に正確な回答を出す必要があるとの見方を示している。

は女性アナウンサーの不明瞭な発音で聴き取れない。

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3月6日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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