最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

『夫が邪魔』 新津きよみ(著)

2019-06-11 | 小説
宮古島の写真をまとめようと思っていましたが、
今日(6月11日)発売の新津きよみさんの『夫が邪魔』(徳間文庫)を読み始めたら面白くて、本を置くことができませんでした。
カバーもとても素敵です。
 
『夫が邪魔』は、1998年に刊行された『殺意が見える女』を改題した新装版なので、
昔からの新津きよみファンの私はもちろん読んでいたのですが、初読のときのドキドキ感が蘇って、作品にのめり込んでいきました。
この年齢になって読むと、また違った衝撃があります。
初めて読まれる方も、再読の方も、読み始めたら本を置けないと思いますよ。
杉江松恋さんの解説も興味深いです。「いきなり崖の上状態」は、まさにその通りでした。
 
収録作
「夫が邪魔」
「マタニティ・メニュー」
「二十五時の箱」
「左手の記憶」
「捕えられた声」
「永遠に恋敵」
「殺意が見える女」(第五十一回日本推理作家協会賞短編部門候補作)
 
著者近影は、ご一緒したときに私が撮った写真を使ってくださったそうで、ちょっと自慢です(^^)/
優しい雰囲気が出ていますよね。
オビの言葉にあるように、大人の極上ミステリー短篇集です。
既刊本等はここにまとめています。
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