最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

「読書の時間」と「夢おむすび」

2009-02-04 | 小説
東京滞在2日目は、新津きよみさんのギャラリーをあとにして、
ジョルダン乗換案内「読書の時間」の編集者、Mさんとの待ち合わせ場所へ。
Mさんには、携帯小説の賞を受賞したときから担当していただいていますし、
全面的に信頼しています。
美味しい和食をいただきましたが、店内が暗くてうまく写真が撮れませんでした。残念。
新作の打ち合わせをして、あとは楽しいおしゃべり。次に会えるのは福岡かな。

それにしても、東京では、「乗換案内」が欠かせませんね。
複雑な電車の乗り換えも、料金も時間もわかりやすくて、
3日間の滞在中は頻繁に利用していました。
乗換案内NEXT「読書の時間」では、私の携帯小説も読めますしね(^.^)

東京滞在最終日は、「夢おむすび」の携帯小説でお世話になっているレディ ラピスさんと、
レディ ラピスさんのお友達で、角田光代さんや吉本ばななさんなどの本の装幀も手がけられている、
デザイナーの山口昌弘さんにお会いしました。
我が家の書棚を見ると、山口さんデザインの本がたくさんありました。
三月の招待状(集英社)も、山口さんの装画、装幀でした。
   

ベトナム料理をいただきましたが、どれも美味しくて、楽しかったベトナム旅行を思い出しました。
ベトナムでは、あまりのバイクの多さに、道路もひとりでは渡れなかった情けない私でしたが、
レディ ラピスさんは、お嬢さんが運転するバイクの後ろにつかまって、ホーチミンを回られたとか。
しかも、走行中にサングラスが落ちたのを、拾いに行かれたというのですから、すごいです。
あのバイクの多さを知っているので、想像ができませんでしたが、
後続のバイクは、サングラスが落ちたところだけちゃんとよけて走ってくれたそうです。
確かに、ベトナムの人たちのバイクのテクニックは素晴らしかったものなあ。
今度、行ったときは、止まってくれると信じて、道路も渡れそうです。


いただいたコースの中にフォーも入っていましたが、スープを飲み干したかったほど好みの味でした。
その上、おふたりの、興味深い旅の話などを聞かせていただいているのですから、
テンションも上がるというもの。


旅といえば、角田光代さんの自然な表情が印象に残る、いつも旅のなかの表紙の写真等も、
山口さんがキューバで撮影されたものだとか。
     

恵比寿にある、山口さんの仕事場にもお邪魔させていただきましたが、
東京に住んでいる頃に、「どんな人がこんなところに住んでいるのだろう」と、
見上げたことがある場所でした(^.^)

レディ ラピスさんと出会ったのは、未唯が旅立って落ち込んでいる頃でした。
お仕事をさせていただき、その後も、メールのやりとりで、どれだけ支えていただいたかしれません。
とても魅力的な方で、交友関係も広く、お話もすごく面白い。
いつまでもおしゃべりしていたかったです。
      
山口さんは、顔写真等、あまり公開されていないということですので
(ご本人も仕事場もとてもかっこいいのですが)、仕事場があまり写らないように、
写真をカットしました。

レディ ラピスさんのコラム集夢が教えてくれたことのデザインも山口さんです。
山口さんの滝の絵は、流れの向こうにあるものが見えてくる気がして、とても好きです。
   

たくさんの方にお世話になった東京滞在でした。
このお礼は、福岡で。みなさん、遊びにいらしてください!

東京滞在日記も次回で終わります。唯一、小説関係ではない友人との、
銀座のロオジエでのランチの写真を見てくださいね。

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★「読書の時間」、パソコン版で律子の事件簿シリーズを公開中。
タイトルをクリックすると作品が表示されます。
長い間、「律子の事件簿」にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
今月は、「落ちていく前に」と「トラップ(罠)」が公開される予定です。

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【既刊本】
ふたつの名前    幸せのかたち     女たちの殺意   
    

 女人的殺意   アンソロジーふたり。
 

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