THE OLD WIVE'S TALE
1908年 アーノルド・ベネット
モームだったと思うんだけど、“ファイブタウンズ” のことが書いてあって
ものすごく読みたくなってしまったわけです。
それですごく探したの。神保町にも行ったし、ブックオフ行脚もしたけど見つからず
ネットで見つけて結構高値で購入しました。
( 後日談 渋谷東急プラザの紀伊国屋に行ったら
三巻揃ってたっていうじゃんか!! ちっくしょぅぅ)
田舎街の二人姉妹の生き様が描かれているという、私の大好物な物語でして
面白くない訳じゃないんだが、苦労して買った割には・・・って感じ。
ファイブタウンズの中心地バーズリーで
羽振りの良い一家に生まれたコンスタンスとソファイアの姉妹。
姉コンスタンスは店の使用人と結婚をして、変わりゆく街の中で家と店を守ります。
一方、ソファイアは駆け落ちをし、パリに出て男に失望して別れ
戦争が起こっても一人で力強く生きていきます。
“いつみても波瀾万丈” が作れるぐらいです。
何十年も経って、パリでホテルを成功させていたソファイアは
夫も亡くし息子も家を出て一人になったコンスタンスからの手紙に応えて
バーズリーへ帰ることを思い立ちパリを後にします。
その後はいたわり合ったり衝突したりしながら、姉妹で余生を送ります。
前半は二人とも若いので、恋あり冒険ありのストーリーですが
後半は老いてますんでね、病気とか、あそこが痛いここが痛いって話しが多くなります。
人って歳をとるものよねぇ・・・
二人の人生とともに、発展したり合併したりと変わりゆく町の様子も
物語の主要なテーマとなっています。
時の移り変わりって、嬉しい反面わびしいものです
しかしさ、ゾラの『ボヌール・デ・ダム百貨店』 はこの物語より20年前の話しですよ。
田舎とはいえ、あの劇的な変化に比べたら、なんてゆったりした時の流れなんでしょう?
嫌いじゃない。好きな話しです。
でも定価で買いたかったなぁ・・・っていう内容でした。
1908年 アーノルド・ベネット
モームだったと思うんだけど、“ファイブタウンズ” のことが書いてあって
ものすごく読みたくなってしまったわけです。
それですごく探したの。神保町にも行ったし、ブックオフ行脚もしたけど見つからず
ネットで見つけて結構高値で購入しました。
( 後日談 渋谷東急プラザの紀伊国屋に行ったら
三巻揃ってたっていうじゃんか!! ちっくしょぅぅ)
田舎街の二人姉妹の生き様が描かれているという、私の大好物な物語でして
面白くない訳じゃないんだが、苦労して買った割には・・・って感じ。
ファイブタウンズの中心地バーズリーで
羽振りの良い一家に生まれたコンスタンスとソファイアの姉妹。
姉コンスタンスは店の使用人と結婚をして、変わりゆく街の中で家と店を守ります。
一方、ソファイアは駆け落ちをし、パリに出て男に失望して別れ
戦争が起こっても一人で力強く生きていきます。
“いつみても波瀾万丈” が作れるぐらいです。
何十年も経って、パリでホテルを成功させていたソファイアは
夫も亡くし息子も家を出て一人になったコンスタンスからの手紙に応えて
バーズリーへ帰ることを思い立ちパリを後にします。
その後はいたわり合ったり衝突したりしながら、姉妹で余生を送ります。
前半は二人とも若いので、恋あり冒険ありのストーリーですが
後半は老いてますんでね、病気とか、あそこが痛いここが痛いって話しが多くなります。
人って歳をとるものよねぇ・・・
二人の人生とともに、発展したり合併したりと変わりゆく町の様子も
物語の主要なテーマとなっています。
時の移り変わりって、嬉しい反面わびしいものです
しかしさ、ゾラの『ボヌール・デ・ダム百貨店』 はこの物語より20年前の話しですよ。
田舎とはいえ、あの劇的な変化に比べたら、なんてゆったりした時の流れなんでしょう?
嫌いじゃない。好きな話しです。
でも定価で買いたかったなぁ・・・っていう内容でした。