LE PERE GORIOT
1835年 オノレ・ド・バルザック
ゴリ→ゴリ男→ゴリオ、なんか強そうな名前なのに
この爺さんときたら 弱々しい・・・
物語の舞台は、パリの三流下宿ヴォケェ館。
二人の娘のためだけに生き、そのために身の回りの物全てを売りつくして
赤貧へと落ちていくゴリオ爺さんと、
上流社会へ入るためにゴリオ爺さんの二人の娘に近づこうとする
青年ウージェーヌ・ラスティニャックの交流を描いた物語です。
もともと裕福だったゴリオ爺さんの娘は、二人とも伯爵や男爵に嫁していて
本来ならお金持ちのはずなのです。
それが不倫相手に貢いだり、亭主が投機に失敗したりで父ゴリオ爺さんに泣きつくわけ。
ほとんど物の無い部屋でやせ衰えていく老人に
豪邸から馬車でやって来て金をせびるっていう神経も分からんが
言われるままに金を作ってやる爺さんもどうでしょう?
少し甘やかし過ぎでは? 6億円横領した母親並に親バカです。
その挙げ句待っていたのは冷たい仕打ちです。
一番安い葬式しかあげられないなんて・・・切ないねえ 、爺さん。
でも、僭越ながらお説教させていただくとやっぱり身から出た錆ですよねぇ。
愛することと贅沢させることを混同して育ててしまった結果ですもの。
バルザックの “人間喜劇(91話)” の一話なので
他の作品にも登場する顔ぶれが随所に顔を出します。
しかし、誰がどの話しでどんなことしてたかとか、
はっきり言って覚えてないのよね たくさんいすぎて。
ウージェーヌはこの物語の最後で、上流社会に挑戦状をたたきつけますが
その後彼が上流社会で成功したことが別の物語から伺い知れます。
バルザック全集(46話)買ったけど、半分ぐらい読んで今挫折中です。
ゾラの “ルーゴン・マッカール叢書” 読破と、どっちがきついかなぁ
こちらは1冊になっているみたい
1835年 オノレ・ド・バルザック
ゴリ→ゴリ男→ゴリオ、なんか強そうな名前なのに
この爺さんときたら 弱々しい・・・
物語の舞台は、パリの三流下宿ヴォケェ館。
二人の娘のためだけに生き、そのために身の回りの物全てを売りつくして
赤貧へと落ちていくゴリオ爺さんと、
上流社会へ入るためにゴリオ爺さんの二人の娘に近づこうとする
青年ウージェーヌ・ラスティニャックの交流を描いた物語です。
もともと裕福だったゴリオ爺さんの娘は、二人とも伯爵や男爵に嫁していて
本来ならお金持ちのはずなのです。
それが不倫相手に貢いだり、亭主が投機に失敗したりで父ゴリオ爺さんに泣きつくわけ。
ほとんど物の無い部屋でやせ衰えていく老人に
豪邸から馬車でやって来て金をせびるっていう神経も分からんが
言われるままに金を作ってやる爺さんもどうでしょう?
少し甘やかし過ぎでは? 6億円横領した母親並に親バカです。
その挙げ句待っていたのは冷たい仕打ちです。
一番安い葬式しかあげられないなんて・・・切ないねえ 、爺さん。
でも、僭越ながらお説教させていただくとやっぱり身から出た錆ですよねぇ。
愛することと贅沢させることを混同して育ててしまった結果ですもの。
バルザックの “人間喜劇(91話)” の一話なので
他の作品にも登場する顔ぶれが随所に顔を出します。
しかし、誰がどの話しでどんなことしてたかとか、
はっきり言って覚えてないのよね たくさんいすぎて。
ウージェーヌはこの物語の最後で、上流社会に挑戦状をたたきつけますが
その後彼が上流社会で成功したことが別の物語から伺い知れます。
バルザック全集(46話)買ったけど、半分ぐらい読んで今挫折中です。
ゾラの “ルーゴン・マッカール叢書” 読破と、どっちがきついかなぁ
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こちらは1冊になっているみたい