2004年 東京するめクラブ【村上 春樹・都筑 響一・吉本 由美】
いやはや、私の枕元からははずせない一冊です
私は本を読んでないと眠れないんだけど
さりとて長編だと朝まで読んじゃうし、深刻な本だと寝覚めが良くないし・・・
てなわけで、ちょこちょこ読める面白い本を何冊かベッドのお供にしています。
そんな中でも、この『地球のはぐれ方』は秀逸
な~んにも考えないうちに心地よい眠りに落ちていきます。
唯一考えることといえば、ファッション関係の専門学校に通っていたわたくし、
“吉本由美”ってあの“吉本由美様”ですか?ってことかしら。
なにせカリスマでしたよ。
当時のan.anやOlive、懐かしいなぁ、あとマガジンハウス時代のELLEとかね。
もう20年ぐらい前の話しですけど・・・
名古屋、熱海、ハワイ(オアフ島)、江ノ島、サハリン、清里 の6都市にスポットを当て
その都市のあり方にダメ出ししたり、持ち上げたりしながら鋭く分析や考察を提示し
再生への道を示唆しています なんてね・・・
サハリンは別として(たぶん行かないと思うので)、
参考にしたいようなしたくないようなスポットが挙げられていますが
とりあえず、ハワイでは実践できませんでした
同じく、熱海・清里・名古屋・江ノ島で、私はいったい何を見て来たんだろうと
後悔しきりです。(でも、当分行くことないと思うのよ)
こうなったら、もっともっとディープな所を巡って
第二弾、三弾を出していただきたいものです。
ご提案としては、ゲイの人が異様に多いというミャンマーの町とか(入国困難ですかね?)
東武ワールドスクエアや日光江戸村を有する鬼怒川とか
すっかり寂しくなったネバーランドとかですかね?
いかがでしょ? アマいですか?
どうか、ご一考宜しくお願い致します。
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こちらは気軽に読める文庫版