小倉名物

門司港に行く事になった。

撮影で行くんだけど、どうせ行くんなら昼ご飯は小倉の名物を食べよう。
一人で行くから自由が効くしね。

小倉の名物って何だ？
焼きカレーだったっけ？
でも撮影前に食べる事になるので、あまり匂いのキツいものは避けたい。

検索してみると、焼きウドンも名物らしい。
へ～。
知らんかった。
焼きウドンいいじゃないですか。
じゃあそれでいきましょう。

前日夜に行く店を決め、ルートも決め、完璧なスケジュールが完成。
そして今日、余裕を持って家を出た。

ら！

出た瞬間電話がかかり、ちょっと行かなければならないとこが出来てしまった。
まあちょうどそっち方面に行く予定だったから全然大丈夫。
焼きウドンには何の支障もないよ。

すぐに用事を済ませ、再び進もうとすると…
あれ？こっちか？こっちじゃないの？
ボクが思う道とナビが行けって道が違うんだよね。

Googleマップだから常に最新の道が乗ってるかと思ったら、どうやらそうじゃなかったみたい。
結局思ってた道が正しかったんだけど、そんな感じで彷徨っていたら、時間はどんどん過ぎていく。
もう寄り道なんてしている時間が無くなってしまったよ。

ああ…
焼うどんが…

それどころか、腹ペコのまま撮影する事に。
まあ仕方ない。
そのまま撮影をし、無事に終了。

よし。
焼きウドン、焼きウドン。
この近辺の焼きウドン屋さんを探してみよう。
少し歩けば門司港レトロの中心部だから店はたくさんあるはず。

と思って行ってみるが、なかなか先は見えない。
かといってわざわざ車を移動させてまで行くほどの距離じゃない。
もういいや。
目についた店のカレーパンとちくわ天を食べて、帰る事にしましたわ。

せっかく門司まで来たのになぁ。

と思いながら帰りに寄ったサービスエリアの食堂で、焼きウドンがあるのを見つけた。
おお。
あるじゃん。
でもなぁ。
さっき軽く食べちゃったし、今から２時間かけて帰ったら晩ご飯があるのに、わざわざ食堂で焼うどんを食べるほどのワンパクさはボクにはないよ。

諦めて帰りましたわ。
また近いうちに出直して、たらふく焼きウドンを食べる事にしよっと。

新しいイス

こないだ買ったパソコンチェアーを組み立てて、今日から使ってみた。

背もたれ部分が壊れている上、キシミ音がヒドくてあまり動けなかった今までのとは一変。
新しいのは当然ながらリクライニングもしっかり機能していて、う～ん！と背伸びしたって全然平気だ。
こりゃ快適だよ。
ビビる事なく背もたれを使えるというのはこんなにも気持ちいいもんなんだね。
嬉しくって何度も背もたれを使いながら座っていましたわ。

しかし２時間後。

酔った。

ウソだろ？
イスで酔うなんてあるのか？

いや、でも実際に酔ってるんだもん。
体験している自分が疑っちゃいけない。

いや～。
改めて、自分の三半規管の弱さを思い知ったね。
ゲームセンターの入口辺りにある、アンパンマンとかの揺れる乗り物に息子（６歳）と一緒に乗って酔った事あったけどさ。
あれでもちょっとどうかと思ってたけどさ。

でもイスで酔うって…。
さすがに情けなさ過ぎる。
しばらくグッタリなっちゃったから、仕事がはかどらないのなんの。
使ってたらすぐに慣れるとは思うけど、身体がリクライニングを拒絶しちゃってるんだろうなぁ。

早くも、前のイスが恋しくなってきちゃったね。
やっぱりボクにはホームセンターで最安だったあのイスがお似合いなのかもしれないな。
考えてみたら、そんなに悪いヤツではなかったし。

やっぱり元に戻そうかしら。
とも思っちゃう。

まあ既に解体して不燃物袋に入れちゃってるから、わざわざ取り出してきてまた組み立てる事はないと思うけど…。
でも捨てるのは、もうちょっと待っていたほうが良さそうだな。

シャーロット

水族館「うみたまご」に「あそビーチ」なる施設が出来たというので行ってみた。
動物達とふれあえるんだってさ。

行ってみるとミニビーチにイルカが出てきて、子供達は触って遊んでいましたわ。
あら、触る程度なのか。
動物と触れ合えるって言うから、てっきりイルカに乗ったり出来るのかと思ってたよ。
城みちるを彷彿とさせるほどの乗りっぷりを披露したかったなぁ。

残念。

でも他にも色んな場所があって、みんな楽しそうにしていて何よりだ。
ビーチにトカゲやらカメレオンやらもいるのがどうしてかも分からないけど、まあ珍しかったからいっか。

水族館の後は、その横にある高崎山にも行ってみた。
最近何かと話題の山だけど、猿達はそんな事を気にする様子もなく、相変わらず喧嘩したり小麦を食べたりしていたよ。



夜は、ちょびっとだけ実家に行った。
母の日なので一応ね。

で、行く前。
息子に母・美智子の絵を描かせようかとしたら、「いやだ」と言うではないか。
え？
愚妻の絵はちゃんと描いていたのに何で？

「だって婆ちゃんの絵は、敬老の日に描くんでしょ！」
との答え。
そしてさらに、母の日なんだから婆ちゃんの絵はボクが描くべきだと主張してきた。

う～ん。
悔しいが、ごもっともな意見だ。
何の間違いも無い。
むしろそっちの意見のほうが正しいくらいだよ。

でもなぁ。
いい歳したオジさんが、いい歳しすぎている母親の似顔絵を描いて渡すって…
気持ち悪過ぎるぞ？
そこの部分を息子は全然分かっていないよ。

しかし、「恥ずかしがらなくていいから。渡すのは、やってあげるから」と諭すように言う息子。
仕方ない。
凄く描きたくなかったけど、息子には描かせた手前ボクだけ描かないわけにはいかず、渋々描きましたよ。

１分で書き終わったその絵を、実家に行ったら息子が渡してましたわ。
ビックリするほど喜んでなかったけどね。



「シワが多いし、全然似てない」

とバッサリ。
孫が描いたらどんなのでも「上手い上手い！」って喜ぶくせに、実の子供の絵には冷たいもんですなぁ！

まあ、確かに全く似てないけどね。
似顔絵なんて得意じゃない上に、似せようとすらしてないもん。
そりゃ喜ぶわけないか。

まあ今度もう二度と母親の似顔絵なんて描く事ないだろうから、今日は貴重な機会だったという事で良しとしておこう。

テレビ台とイス

テレビ台とパソコンチェアーを買い換えたくって、最近何度か家具を見に行っていた。

が、あまり気に入ったのがなく。

やっすいのにしか目がいってないってのもあるんだろうけどね。
でも、サイズ的にも色的にも、しっくりこないのばかりだったんだよ。

IKEAに行ったらいいのあるかな？
という事で、Ｙ氏も誘って行ってみた。

しかし、テレビ台のほうはあまりいいのがない。
いや、いいのはいっぱいあるのか。
そうじゃなくって、我が家のあの狭い隙間に収まり、かつ色が他の家具と合うようなのが無いのよね。

細かい事を言うような立派な部屋じゃないから、買ってしまえばどんなのでもいいんだけどさ。
雑誌でも積み重ねて、その上にテレビを置いてもいいくらいなんだけどさ。
でもまあどうせ買うなら気に入ったのを買いたいんだよね。

なので今日のとこはテレビ台は断念。
パソコンチェアーのほうだけを購入しましたわ。

こっちだけでも買えてよかった。

考えてみたら今使ってるパソコンチェアーは、ホームセンターで一番安かったのを適当に買っただけだもんな。
長く使うつもりがなかったからね。
でも気付けばもう１０年ほど使い続けていた。
身体を動かすたびにキーキー言うし、
背もたれの部分はゆるゆるになり、うっかりもたれでもしたら、バックドロップされたかのようにひっくり返ってしまう危険な状態。
もう充分このイスの役目は終えただろう。
と、誰が見てもそう思えるほどに使い倒したパソコンチェアーだ。

そんなのを愛用しているボクだから、新しいイスならどれでも満足出来るはずだよ。
色々と見て回るほどのものじゃないよね。

そしてこれでもう背もたれの恐怖から逃れられるかと思うと嬉しくてたまらない。
今まで、パソコンに疲れて「う～ん」と背伸びをするのも命がけだったもんな。
快適なパソコン生活が送れそうだよ。

IKEAに行ったついでに、近くのコストコにも寄り、ついでに近くのちっちゃい動物園にも寄って帰宅。
今日のところは満足だけど、でもテレビ台は早めにどうにかしなくちゃな。
また色んなお店を回らなくっちゃ。
ダイソーあたりに売っててくれればいいのになぁ。

福助オープン

実家に行くと、母・美智子が

「今からこれを開ける！」

と、陶器で出来た福助の置物を持ってきた。

おお。
またそれを開ける時が来ましたか！
貯金箱なんだけどね。
５００円玉貯金をしているのよ。
で、数年に一回開けるんだけど、そのたびにみんなに当てさせるんだよね。
通常なら姪っ子らが帰省の時にするけど、今年は帰ってこれそうにないので我が家だけでの開催だ。

「一番近い人に１万円あげる！」

という、太っ腹な景品が示されたので、こっちも真剣だ。

「ピタリ当たったら全部あげる！」

とまで言うが、当たるわけないと思っているのが丸わかりだ。
ここはピタリ当てて大儲けしてやるぞ！
それで、壊れかけてきているテレビを買い直してやるぞ！
何度も何度も持って、重さで推測する。
新しいテレビが我が家に置かれている姿を思い浮かべ、真剣に考える。

２年前くらいに開催した時は、１２万ほど入ってたんだよな。
それを息子が、かなり惜しいとこで不正解だったんだった。
今回こそは正解しようではないか！

よし。
じゃあ１７８５００円だ。
根拠はないけど、このくらいのハズ。

みんなそれぞれ金額を決め、早速貯金箱オープン！

と言っても出口がちっちゃいやつなので、ここからかなり時間がかかる。
一枚ずつチマチマチマチマ取り出していくしかないのだ。

息子は１６万で、愚妻が１３５５００円か。
言い出しっぺとはいえ中身を知らないので参加している母・美智子は１４８０００円との事。

そして正解は

１４８０００円！

ウソだろ！？
母・美智子がピタリ！

すげぇぞ！
自分で企画して、自分で貯金して、自分で正解を出すってのが気に食わないけど…。
でもピタリ賞とは凄い。
これが「世界まるごとＨＯＷマッチ」だったら、ホールインワン賞で世界一周出来てたのになぁ。
もしまだ番組が続いていて、もし母・美智子がそれに出演出来るほど有名で、もし福助の中身はいくら？って問題が出たら良かったのにね。
惜しい事をしたもんだ。

残念ながら今回はピタリ賞でも、誰からも何ももらえないよ。
無駄な運を使っちゃったものだね。

数年後に開催されるであろう次回のオープンの時はボクが正解出来るよう、日頃から鍛えておく事にしよっと。