MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

老舗旅館

2015-05-04 | Weblog
大分県玖珠町にある旅館に泊まった。

いい立地にある、古き良きって感じの宿だ。
ここの夕食のお肉が最高というのを聞いていたので楽しみにしていたけど…

旨い!
想像以上の旨さだ!

生肉は好きだけど、そんなボクでもちょっと心配になるほどのレア具合。
焼肉なので、焼こうと思ったらいくらでも焼けるんだけどね。
でもこのレア具合が基本らしいので、言われた通りの加減で焼き、それを塩で食べる。

旨いなぁ。

その後のしゃぶしゃぶも、しゃぶしゃぶとは思えないほどの分厚さ。
これがまた旨い。
たらふく食べて、ボクにしてはたくさん飲んで、楽しく過ごしましたよ。

しかし残念な事が一つ。

撮影機材持ってきてんだよね。
つまり、明日の撮影の仕事の為に前日入りしているだけなのだ!

普段、仕事で前日入りする時は、最安の宿を探すんだけどね。
多少遠くてもいいから、ボロッボロでもいいから、とにかく安いとこを探し出す。
そういう時はだいたい一人ってのもあってさ。
夕食に至ってはコンビニ弁当をその激安宿で寂しく一人で食べるのが普通だ。

でも今回は、他の方がメインの仕事で、数人による撮影。
そのスタッフがこうして前日入りしているんだけど、気を使ってくれていい宿を用意してくれたようだ。

ありがたいなぁ。
これで
「もう明日は撮影しなくてもいいですよ」
と言ってくれたらもっと最高だけどなぁ。
さすがにそうはいかないようだ。

17時から深夜1時頃まで、盛り上がりましたわ。
そうして解散。
じゃあ温泉に入って寝ようかな。

みんなは明日の朝入ると言うので、一人で行く事に。

宿泊客が多いとこではないので、さすがにこの時間には誰も入ってないだろう。
と思って脱衣所に行くと、そこに人の姿が。

うわっ!
しかも、バスタオルを肩の辺りから全身に巻いている。

え?
女性…じゃないよな?
どう見ても男性だ。

そしてそのバスタオル男性。
そのまま脱衣所から出ていってしまったではないか!

え!?
そのまま?

脱衣所を出ると、誰もいないような薄暗い廊下だけど…

何だったんだ、あの人?
なんかちょっと怖いぞ!

不安のまま風呂に入り、もしあの人が戻ってきたらイヤだななんて思いつつ、一人きりの温泉を堪能しましたわ。
いい宿であればあるほど翌日の撮影のプレッシャーが強くなるけど、でもいい宿だったね。
頑張って撮影しなくちゃなぁ。