今回で4回目になる「おおいた自主映画祭」
また作品を上映してもらえることになったので、朝から会場へ出かけてきた。
シャインクラブ作品は全く間に合わず、かわりに出品したのが「熊埜御堂あかねの湯けむり温泉殺人事件」という短編コメディ。
以前、とある劇団の公演内で流したやつなんだけどね。
それをちょびっと修正して、今回上映してもらえることになりましたよ。
この映画祭では、全国から集まった作品が上映される。
そして、その監督さんが来県して、舞台挨拶をするのが毎回の恒例となっている。
が、今年はこんなご時世なので県外からの参加は不可となってしまった。
それは仕方ないことだ。
けど!
となると、最後の舞台挨拶に出るのがボクだけなんだよね!
これがつらい!
司会者である地元アナウンサーさんと、この映画祭の実行委員長も一緒にいるんだけどさ。
その二人は開会式からずっと出ている存在。
舞台挨拶から出てくるのはボクだけという状態になってしまったのだ。
きつい!
きつ過ぎる!
だって、県外からの作品ってすごいのばかりなんだよ。
そんな中、唯一登場するのがボク。
話を聞きたいのはお前じゃないんだよ!
と思われるのは間違いない。
ひっこめ!と石を投げられてもおかしくないだろう。
でもやらないわけにはいかず。
この時間は投票結果を集計する時間だからね。
時間稼ぎが必要なのだ。
全ての作品の上映が終わり、仕方なく登壇してきましたよ。
お前じゃないんだよ!とは思われていただろうけど、どうにか石を投げられることもなく、色々しゃべってきましたわ。
話すときに気をつけたのが自分の表情。
ボク、こういうときいつもヘラヘラして話してしまうんだよね。
今回はそこを気を付けていた。
かっこつけるつもりはないけど、あまりにヘラヘラしてたら締まりがないもんな。
なんとか、しっかりした表情で話し続けましたわ。
これで大丈夫だろう。
その後の結果発表では今回も無冠だったけど、まあそれはいい。
終わった後で「面白かった」と、見知らぬ方がわざわざ言いに来てくれたのだけで満足です。
そんな映画祭を観にきていた息子。
家に帰って最初に言われたのが
「前で話してるとき、ずっとヘラヘラしてたね」
ダメだったか…。
全米目指しましょう!
そろそろ、オスカー像とか貰ってみたいです!
次回は是非我々の総力を結集して
全米を泣かすくらいの作品を作りましょう11