特に用事もないながらも、家族で福岡に行った。
とりあえず商業施設に入ってご飯を食べる時、息子(11歳)がこちらに住む大学生の姪っ子にLINEをした。
ただ「福岡に来ている」というのを伝えるつもりが、ちょうど近くにいるから今から来るらしい。
あら。
そりゃ嬉しい。
しばらくして合流して、一緒に商業施設を散策しましたよ。
途中、休憩で寄った喫茶店にタピオカがあった。
姪っ子がそれにするというので、ボクと愚妻も注文することにした。
最近流行っているようだけど、いい年した男が行列に並んでまで食べる気はないんだけどね。
行列ないどころか、ちょうど他にお客もいなかったからさ。
ボクがタピオカでも後ろ指さされないだろうと思ってね。
だから、クリームの乗った、普段なら恥ずかしくて注文しにくそうなのにした。
姪っ子と愚妻もそれぞれ別のを頼み、息子は普通の飲み物を注文。
しばらくしたら出来たというので、ボクが代表して受け取りに行く。
すると、若い女性の店員さん。
これ普段、女性や子供相手にしているからだろうな。
可愛いクマさんとかのプレートを出して来て
「これをストローにつけますけど、3種類からどれにしますか?」
と聞いて来るではないか!
う〜ん。
どーでもいいなぁ。
心底どうでもいいなぁ。
ストローに何が刺さってようが、味に関係ないでしょ!
と思うが、ここは選ばないと終われない。
「じゃあ、3種類をそれぞれ別々に刺しててください」
と答えると今度は
「では、どれにどれを付けますか?」
ともう言う。
う〜ん。
どーでもいいなぁ。
これほどどうでもいい決断はなかなかないなぁ。
タピオカブームに乗るには、こういうのをちゃんと選ばないとダメなのか?
この抹茶ミルクティーにはこの顔のクマさんだと映えるとかあるのか?
分からん。
ちっとも良さが分からん。
愚妻はもちろん、姪っ子もそういうのにこだわるタイプじゃないだけに難しい。
それでも適当に答え、ようやく受け取れたときはもう汗だくでしたわ。
ま、飲んだら美味かったから満足ですわ。
悲しいかな、20年前くらいにブームになった時に、何度か食べてるから今更感が強くて新鮮味がないけどね。
でもこれがいいんだろう。
流行りを否定ばかりしていてはタダの老害になってしまう。
しかし、これを買う人の本来の目的である、写真を撮るってのを食べ終わるまで忘れてたよ。
またいつか、ガラガラのタピオカ屋さんを遭遇したときに再チャレンジしよう。