MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

そこに私はいません

2016-12-11 | Weblog
お墓を買いに行った。

って軽く書いてみたけど、間違いなくもう一生こんな言葉を書く事はないだろうな。

お墓ってのは一生に一度の買い物だ。

いくつも買うってものじゃない。

「いえ、私は来月3つめのお墓を買う予定です」

って人も中にはいるかもしれないけど、いたとしても絶対に訳ありだ。

特に何事もなければ今後はこのお墓を管理し続け、そのうち自分もここに入る事になるのだ。
今日ここにいるメンバー全員がそうなるのだ。
別のお墓を買うって事はない。

我が家は元々関西から来たので、大分県にお墓はなかったんだよね。
夏に父・康彦のお葬式があってから、どうしようかという話になり、色々検討した結果ようやく決まったのだ。

実際はまだ仮予約の段階だし、ボクが買ったというわけでもないんだけどさ。
でもまあ購入者の一人という立場ではある。

ついに我が家も墓か〜。
今までお墓参りなんて田舎に帰省した時にしか行かなかったけど、これからはある程度頻繁に行くようになるんだな。
お盆とかお彼岸とか、日本人らしい行事に関わるようになってくるのだ。
不思議なものだね。

母・美智子は管理人さんに
「この○○さんって、あそこに住んでいる○○さんじゃない?」
と散々聞きまくっていたけどね。

そんな事はいちいち聞くんじゃないよ。
管理人さんも返答に困っているって。
そもそも、特に珍しくもない名字だけ見て、よくもまあすぐに自分の知り合いと思えるもんだ。

さらに。
もう使っていない墓石を見て、
「安くしてくれるなら、これでもいいで」
とも言っている。

おいおい。
別に高いお墓を買う必要はないけど、さすがに中古の墓石はちょっとイヤだぞ。
困った人だ。

ま、それでも1周忌までに出来上がるのがほぼ確定。
ここは管理をしっかりしてくれるみたいだけど、今のうちから墓を磨く特訓をしておこっと。