MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

思ったこと

2015-06-20 | Weblog


演劇ユニットゆかいな仲間たち+の公演「思ったこと」を撮影に行った。
ここは今回の公演のために結成されたユニットなので、どんな舞台になるのか楽しみだ。

今日は舞台の本番だけでなく、舞台裏の撮影もする事になっている。
セット設営の様子とか役者さんの準備風景なんかをね。

今回の役者さんの中には面識ある人もいるんだけど、この方々が芝居をする姿を撮影するのは初めての人ばかりだ。
なのでこういう舞台裏の姿を撮るのも初めて。
みなさん本番前の準備に忙しいのと緊張感から、ボクが撮っているのには目もくれずに自分たちの作業を進めている。

そりゃ当然だ。
こんなの気にしているヒマがあったら今日の舞台を考えるべきだもんね。
ボクも特に何かしてもらいたいと思っているわけじゃないので、そういう姿を撮っていた。

すると。

今回、スタッフとして参加している劇団Sのみなさん。
こっちはもうカメラにアピールしすぎなんだよね!

いつも公演を撮っているからよく知っている人達ばかりだからさ。

受付の花束を撮っていると、いつの間にか映り込んでくる。
真面目に作業しているっぽいので撮ってみると、こちらに向かって延々しゃべり続けてくる。
頼んでもいないのに、小芝居をして目立とうとしてくる。

自己アピールすげぇな。
というか、カメラ好きすぎ!
そして慣れすぎ!

今日はあなた達は目立たなくていいの!
楽屋にいる役者さんとのギャップが激し過ぎるわ!

と言うが、もう条件反射になっているんだろうな。
この団体の楽屋風景も撮る事多いから、カメラを向けるとこっちにアピールしないと気がすまないらしい。
困った人達だよ。

さて、今回の舞台。

チラシを見る限りではちょっと重いお話かと思いきや、結構ファンタジーでコミカルな感じもあって良かった。
リハから何度見ても毎回あっという間に終わっちゃうから、引き込まれているんだろうね。

今回の一番の驚きだったのは、演出であるK氏が役者としても出演してるってとこ。
かなりキャリアのある方でボクも前々から知っているんだけど、でも演出するキビシい姿しか見た事なかったのよ。
それがいきなり熊の着ぐるみで登場するもんだから、度肝を抜かれましたわ。

主演のM氏はボクよりも歳上の男性なんだけど、この方がもう実にかっこいい。
ボクもこんな渋い大人になりたいものだ。
と思うが、今のところ渋さの欠片もないのは自覚している。
明日も撮影があるので、どうにかして少しでもこの人の仕草から渋さを盗みたいものだな。